1-5 さんぽ:玉川上水

玉川上水暗渠部分

玉川上水暗渠部分を歩く その1西武立川付近

今回は杉並区どころか、けっこう離れます・・・お得意(?)の西側へと。玉川上水の暗渠部分をあるこう、と、以前から心に決めていたわけですが、その暗渠部分はだいぶ上流にも少しだけありました。玉川上水、実は私の暗渠さんぽにとって大事な存在なのですが、その話はまたおいおい・・・。

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めざすは、西武立川です。JR立川以降、電車の待ち時間が妙に長くなり、、やっと西武立川につく頃にはちょっと意識がぼやんとしてきます。そして駅前に降り立つと、だいぶぎょっとします。

よく駅前にある、近辺の案内図のようなものが、こんな感じになってます。

だ、大胆・・・。

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ちなみに、駅のなかから見た風景もすごいです。

これが駅前かー!

鉄塔を避けるように、くねった道。えんえんと続く原っぱ。 真ん中の草のあたり、湿地帯のようにも見えてしまいます・・・違うのだろうけど。

Tama2 目的地まで、この原っぱの間の、じつに素朴な道を、てくてく歩きます。

こんな空間、ひさびさにきましたよ~~~。半端ないのどかさです。暗渠関係じゃないとしても、ここに来たらとっても癒される気がします。草が自由に生い茂り、ちいさな花や実が見られ・・・。

(ああ、なんだか逆光)

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横にはこんな道も。

ここは、いったい何に使われていた土地なんだろう・・・?

とうぜん沸く疑問です。けれど、ちょこっと調べただけでは、よくわかりませんでした。

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さて、玉川上水に到着。通路を挟んで、防火水槽が仕込んである公園が。なにか関係あるのかなあ・・・。

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お、基準点~。

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さて、目的の暗渠の、前後も拝もうと、上流から攻めます。

そうしたら、思ったよりも(私が知っていた玉川上水よりも)、ずっと豊かな水量で、ごうごうと流れているではないですか!感動すら覚えます。

ここは丁度、暗渠にくぐらせる直前の地点で、出てくる時の勢いをつけるため、段差をつけ流れを急にしているようです。

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若干こわくなるくらいの勢いがあります。玉川上水の、漢らしい一面を見た感じ・・・。

写真で見るときれいなものですが、ペットボトル等のごみが混じっていて、ちょっとだけ残念な気になりました。

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そしてここから、 暗渠になります。

暗渠口はいつだってワクワクしますが、このときはなんだか、ワクワク度がとても高かったような気がします。「遠かったけど、きてよかった!!」じつにシンプルに、そう思わせるだけの魅力あふれる入り口です。

あまり写っていませんが、暗渠の上のデザインも、アーチ状の窓がついていたりで、凝っています。

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暗渠の上になります。両脇は、さきほどの原っぱと、それからこのゴルフ場。

この暗渠部分が作られた理由について。

戦前~戦時中にかけて、軍需工場(軍用飛行機の為の)がこのゴルフ場の位置にあり、その滑走路の一部にするために、暗渠をこしらえた”という話だ”ということです。結局滑走路にはならなかったようですが。(羽村市教育委員会発行の「玉川上水散策」より)

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じつはそのような記述を、web上で見ていて、そして私の中で「軍事萌え」と「暗渠萌え」が激しく結合し、この地に対して強い憧れを持つようになったのでした。

いやぁ、来れてよかった!

暗渠を歩きます。

じつにのどかですが、そんなに整備された感じではないです・・ややムダ毛感あり(←lotusさんから拝借)。

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さして歩かないうちに、そして軍事ものの痕跡をなにひとつ見つけられないうちに、開渠を迎えます。

さきほどと同じデザインの壁が迫ってきます。

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おお・・・。

さっきよりもずいぶん穏やかになって出てきました。

ゆ~ったり、しています。

しかし水量多いなあ。きれいだし。これまでは小金井三鷹近辺の玉川上水を見る機会が多かったのですが、風情が違いますねぇ、ここは。

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そしてあとは開渠がえんえん続きます。

天気も良いし、さんぽがとっても気持ち良さそうな道でした。

左手にラーメン屋さんがあり、なんかこの店、ちょっと前にテレビで見た気がするなあ、と思いながら通りすがり・・・すごい行列なので立ち寄ることは断念しました。さっきの駅前を思い出してから、この行列を見るとすごい違和感がありますw

うつくしい暗渠口、軍需工場への想い、駅前のかぎりないのどかさ・・・。ちょっと遠いけど、ここはお勧めの地になりました。

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