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阿佐ヶ谷暗渠マップ作成に協力しました

地図ラーの会さんにお声掛けいただき、阿佐ヶ谷暗渠マップに情報提供をしました。

もともとは、4月の最終週に阿佐ヶ谷でイベントがあったはずで、そのときに、このマップ付きの暗渠ツアーをおこなう予定でした。

阿佐ヶ谷の桃園川支流本流をめぐり、川の記憶や、微妙な地形や地割を少人数で味わうようなツアー。残念ながら中止というか、開催日未定の延期状態です。でも、折角つくったので、マップは出来上がり次第販売する方向となりました。5月5日、発売開始です(もう買えます、たぶん)。

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こんな表紙。発売中の他のマップに比べ、中央線色が前面に出ているような気が。
何故ロボットやハトがいるのか、わたしにもさっぱりわかりません。中央線はカオスだからか?そして高山氏の「うさんくささ」が見事に表現されているのには、感動してしまいました。(もしかして西荻にある某学習塾のポスターもヒントにしているのか・・・?!)
あ、大丈夫です、わたしたち全員、大真面目につくりました。

コンパクトサイズに折りたためて、A3表裏。うんちく面と、マップ面の裏表です。桃園川の本流と支流に、情報を集中させています(笑)。

橋を端折りがちな自分にしては珍しく、橋梁情報をそれなりに入れました。杉並区の昭和37年の橋梁マップを参考に。
桃園川の流路については、特に、阿佐ヶ谷の駅周辺の支流に関しては、いつも最後まで迷うんです。僅かな年代の違いによって描かれ方が変わるので、どこまで含めるのか、、と、今回もやっぱり迷いました。最終的には「昭和」であれこれ揃えました。

桃園川がイキイキするように、地元の方から聞いた話もあれこれと盛り込みました。今はもうなくなってしまったお店でインタビューさせてもらった内容、飲み屋さんで聞いた貴重な体験談、阿佐ヶ谷のもつ豊な人情味が紙面から伝わりますように。一方で、戦後ゴタゴタ系のお話は割愛しました。端折ったエピソードは、ツアーガイドのときにでも、さらりとできると良いなと思っています。
…これらの情報を、あの紙面内に見やすく可愛くおさめるスキルも驚異的!

さて、そんなわけで、ひっそりと発売を開始した阿佐ヶ谷暗渠マップ。こちらから入手できます。地図ラーさんたちの販売物一覧はこちら
阿佐ヶ谷近くにお住まいのかたは、何かのついでに歩いて楽しんでいただけますように。阿佐ヶ谷から遠いかたは、残念ながらまだしばらくはいらっしゃれないと思うんですが、この地図を眺めて妄想暗渠さんぽをしていただけたら、そしていつか来ていただけたら、と思います。

それにしても、チャチャっとこういうマップや冊子を作れてしまう、地図ラーの会長&副会長のコンビって最強だと思います。わたしには、何年かかってもまず作れない。こういう形で、桃園川暗渠のマップを作っていただけたこと、心から感謝します。

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