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暗渠蓋コレクションvol.3

あまり記事が書けないので、気まぐれにかんたんに更新しておきます・・・

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No.7
蓋に蓋。

わたしたちはやや昔、汚い川、邪魔な川、危ない川たちに、蓋をした。
蓋をしたその場所は道路や、子どもの遊び場や、駐輪場などになった。

いま、東京では現役の川の真上に高速道路が走っていることもある。
そんな、高速道路の裏を見上げて、「あ・・・蓋」と、思うこともある。
広い意味では、蓋をされていると言ってもいいのではないか、と思ったりもする。

Huta7

ここの谷沢川は、子どもの遊び場と駐輪場となった暗渠、その上を覆う高速道路と、すべてが揃っている。
蓋の上に、さらに蓋。暗渠のエリート、みたいな場所なのかもしれない。
立派に残る橋の欄干も、心なしか誇らしげに見える。

(世田谷区玉川台2丁目)

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No.8

ゴミ置き場蓋。

川崎あたりではよく見られるゴミ置き場蓋。だけどもここは杉並区、松庵川の中流部。
コンクリ蓋がゴミ用に仕切られるという、ちょっと珍しい光景だ。

Huta8

手前のコンクリ蓋と、奥のコンクリ蓋との会話に、耳を傾けてみよう。

手前「アタシんとこなんて、毎日まいにちゴミが置かれてさあ、クサくてたまったもんじゃないわよ。」
奥「でもアンタ良いじゃないの、そのおかげで時々ニンゲンに掃き掃除してもらえるんだから。アタシたちんとこ見てごらんなさいよ、砂とか埃とか、ほったらかしでボサボサよう。」
手前「そういえばそうねぇ。どっちもどっちだわねぇ、アハハ!」

(杉並区宮前3丁目)

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No.9

スベリ台蓋。

Huta9


西荻窪にある謎の多い暗渠のひとつ、城山下支流(仮)には、こんな場所がある。
直角に流れ進む暗渠の、あるところはコンクリ蓋だし、あるところはアスファルト蓋なのだけれど、ここだけ、入り混じっているのだ。左側の家の要請でアスファルトを盛ったのが、一部で良いという判断か、節約か。

それがちょうどよい塩梅の傾斜で、わたしはいつも、冬になると実家の庭につくっていた、雪のスベリ台のことを思い出す。
ゆるやかな、ちいさな、わたしだけのスベリ台。
ミニスキーを履いて、気持ち良く滑るのだ。

ここに雪が積もったら、見に来てみよう。


(杉並区西荻北2丁目)

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