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桃園川銭湯巡礼 その6 高砂湯と復活三好弥

忘れたころにやってくる、桃園川沿いの銭湯でひとっぷろ&一杯の”桃園川銭湯巡礼シリーズ”。前回はいつだったかな、と見てみたら2013年5月でしたアハハ。

ずいぶんノンビリとしたテンポになっちゃってます。「その6」なので、まだ本流6軒目なわけです。そうこうしているうち、都内の銭湯廃業のニュースは相変わらずちらほら来るし。ほんとうは毎日どこかしら入りに行きたいくらいだけど、そうもいかないし。。

さて今回は、中野区部2軒目。
で、お風呂に入る前に、乙女湯跡地を見にいきます。

Ato

中野五差路のやや南、中野通沿いには湯屋が何軒か在ったようで。
そのうち比較的桃園川に近い低地にあるものは、前回の桃園湯(廃業)と、ここにあった乙女湯でした。なぜか、どちらも可愛らしい名前ですね。

乙女湯は、昭和7年の地図で確認したもの。どうも戦前まであった銭湯のようです。わりと早くになくなっているのですねえ・・・

さてそれでは現役銭湯、高砂湯に入りに行きます。

Takasago

実はこのブログで紹介するのは2回目だと思うんですが。高砂湯さま。えいはちさんの強い推薦により、1回目は行ったのでした。

Takasago2

強い推薦理由は、露天風呂!でした。
高砂湯はこの、煙突を見ながら、露天風呂に浸かれるというステキ銭湯なのでした。

駅からも遠くないし、桃園川が近いし。何度行ってもよいです。

Takasago3

ゆうぐれ。
いつまでも在ってほしいなぁ・・・

ひとっぷろ浴びた後は中野駅近くに繰り出してもいいけれど、折角なので暗渠沿いのお店を紹介したいです。

それは、紆余曲折の中野三好弥。
三好弥、あちこちにある洋食屋さん(サンプルを見るとボリューム多めの傾向にありそうな)ですけれど、中野のそれは、

Miyoshiya

桃園橋の隣にありました。
ザ・定食屋さんの佇まいで、とてもすてきでした。

Miyoshiya2

でもずぅっとそこにあったから、これからもずぅっとそこにあり続ける気がしていたのですね。

なので、まぁそのうち来るだろう、なんて、悠長にかまえてたんですヨ。
そしたら、、

Miyoshiya

ある日突然、すわ!なくなるか!?という状態になってしまい。

隣の桃園橋とともに、不安、心配、喪失感でいっぱいだったのが前回の記事でした。

それが、

Miyosi5

いつのまにか、復活していたのです。なんかだちょっとだけ、シャレオツになってw
桃園橋も残ってて。

Miyosi1

相変わらず桃園川の隣にあって。

あまりにうれしかったので、もう逃すまいと、今回はここでゴハンにします。

Miyosi2

桃園川を見ながら、プハー!(にやりにやり)。

それから、メニューを穴が開くほど眺めて、下した決断はコレ。

Miyosi3

カスタムトルコライス。

カスタムトルコライスはちょっとお高くて1350円でした。
なにがどうカスタムかっていうと、「とんかつ」「ハンバーグ」「チキンソテー」の中からメインを一つ選び、「デミ」「カレー」「トマト」の中からひとつメインのソースを選ぶ。
それとピラフ、ナポリタン、サラダの組み合わせ。

これは夢なんじゃないでしょうか!

ハンバーグ、それとカレーのソースを選びました。ハンバーグカレーと、ピラフとナポが味わえるという寸法。

夢みたいです!!

なんて、わたしはわたしで興奮していたのですが、その脇でおやじさんとその娘さんがずっと喧嘩をしていました。どうも相方の注文の受け取り方が、おやじさんと娘さんで違っていたようで、「あたしはこう言ったわよ(怒)」「聞いてないよ(怒)」という応酬を何サイクルも続けていたのでした・・・喧嘩は喧嘩、なのだけれど、それがなんだか可笑しくて。ほんわかした気持ちで、トルコライスを食べました。

Miyosi4

それと、店内に蚊がいました。・・・手で抹殺しましたが。
さすが川べり。と思った瞬間。

中野の三好弥さんは、こんなふうに、見た目は変わったけれどきっと中身は変わってない。昭和のメニューに、昭和の心意気。桃園川を常に見られる席もあることだし、とっても好きになりました。

Sentou6map

さてさて、乙女湯と高砂湯、三好弥と桃園川の位置関係です。yahooさんありがとうございます。前回の桃園湯跡も、地図内だったので一応。

Otomemap

それから。

なんとなく東京時層地図を見ていたら、昭和戦前期の地図に、このふたつの銭湯が描かれていることに気づきました。

これは、ひとつ前の地図と同じ位置を切り取っています。高砂湯と、乙女湯の煙突が、ほら、ここに。地図上ではあるけれど、乙女湯の煙突からもくもくと煙が出ているではないですか・・・
桃園川もまだ開渠で。きっとこのふたつの銭湯の排湯を、ざぶざぶ流していたのでしょうね。

Gosaro

中野五差路といえば、中野センター(DEEP案内にリンク)が少し前までありました。それがあたり前の風景、と思えていたのはいつまでか。嗚呼、なくなる、なくなる、と思ったら瞬く間になくなり、そしてこんなビルが建ちました。
そんなふうに、なくなって、もう甦らないものもある。たぶん、そういうものはとても多い。

いっぽうで、中野三好弥は、建替えての復活・・・西荻窪キャロットや、四ツ谷政吉そばは、店主が変わっての復活。なくなるものもあれば、ごくまれに、甦るものもあったりなんかして。なくなったことを嘆くばかりではなく、何度でも行ってみると、こういううれしい再会もあるのかもしれません。ごくまれに、だけど。

そんなわけで桃園川銭湯巡礼、本流の現役銭湯は残り1軒となりました。急いで、いかにゃ。

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3-6 特集:銭湯巡礼」カテゴリの記事

コメント

うわあ!三好弥がシャレオツに!しかもトルコライス!これはいずれ訪れなければという気がします。
あの辺の風景は色々変わっても、桃園川の痕跡はちゃんと残ってますね。ちょっと嬉しいです。

投稿: 味噌max | 2014年8月29日 (金) 08時21分

>味噌maxさん

一見べつな店が入ったかのような、カフェみたいな見た目になってますよね!しかし中身は三好弥だと思いますw トルコライス、カツでもやってみたいし、ついついカレーかけちゃいそうですが、他のソースもやってみたいところ・・・。ぜひ味噌さんもいらして、懐かしんでみてください!
五差路付近、もう少し手が入りそうな感じです。桃園川のところはいつまでもこのままであって欲しいですね~。

投稿: nama | 2014年9月 1日 (月) 09時19分

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