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暗渠蓋コレクションvol.2

蓋コレを気まぐれに転載しておきます。

 

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No.4

道路横断蓋。

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道路を横断するものは、東京では有名処として和泉川の支流があるが、インパクトはやや劣るものの、用水路の張り巡らされた山形市内でもいくつかみることができる。

これは御殿堰の分流と思しき、ちいさな流れ。
こんなふうに道路を悠々渡り、存在感をみせつける。

道路に沿って流れている場合よりも、横断するもののほうが、数倍はワクワクするのは何故なのだろう。

(山形市緑町3丁目)

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No.5

水路跡の異空間。

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御殿堰、あるいは笹堰の分流の断片だ。
厳密にいうと、暗渠、ひからびた開渠、橋、開渠、コンクリ蓋暗渠の順に並んでいる。

もとは建物があったはずだが、いつしか駐車場になり、水路跡が剥き出しとなった。広い駐車場にぽつりと空いた穴のようなここに、車がはまらないようにとガードレールが立てられたのだろう。

・・・経年変化により歪んで波打つアスファルト、内側に向かって傾くガードレール。黒い入口。まるで暗渠というブラックホールに、吸い込まれていくようだ。

(山形市東原町一丁目)

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No.6

幅広コンクリ蓋。

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自分は狭小な暗渠ほど好きなのだ、と思っていた。
その気持ちはいまも変わらない。

しかし、この大ぶりのコンクリ蓋暗渠を見たとき、わたしはたしかに興奮した。
しかも、とても。

浜田川支流の上流端。劇的な谷戸がいくつも立ち並ぶのに、見目麗しい暗渠は2箇所ほどしか見つからなかった。
暗渠なのだろうが只の道路、という場所に立ち尽くしていた真夏のあの日、下方に違和感のある空間を見た。我が目を疑いながらも歩き進むと、車道より太いのではないかという、巨大なコンクリ蓋暗渠だった。そしてそれは、数週間前に疲れて探索を止めた、ちょうどその場所につながっていた。

この写真を見るたび、あのときの複雑な興奮が蘇る。或いは単純な興奮なのかもしれない。わたしは幅広の暗渠も、たいへん好きだ。

(習志野市屋敷2丁目)

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