紅葉川てくてく企画のおしらせ
桃園川、空川、とやってきた、東京てくてくさんでの企画。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
おつぎは、紅葉川です。といってもほんの一部ですが。”暗渠から見た花街”、という切り口ですすめる予定です。
以下、企画告知文から抜粋。
新宿区は四ツ谷にある荒木町。
その稀有な出口のないスリバチ地形のため、近年注目が集まってきている場所です。
いっぽう、荒木町には元花街という側面もあり、いまも飲食店のにぎわいや、いくつかの名残の建物から往時をしのぶことができます。
実は、荒木町のこの地形と歴史を形づくったのは、紅葉川という一本の川の支流です。
紅葉川は四ツ谷近辺から飯田橋に向かって流れていた川であり、その流域にはいまでも息をのむような崖や、ふしぎな池跡や、新宿区とは思えないような独特の空気をまとった支流跡が点在しているのです。
荒木町、およびそれら川の残像が最も匂い立つのは夕刻から。
夏の夕暮れから暗闇の時間にかけて紅葉川暗渠を歩き、この界隈の地形や歴史を読み解きます。
なぜ、このような地形が生まれたのか?
その川は、どんな運命を辿ったのか?
なぜ、この窪地に花街ができたのか?
今回のてくてくでは、暗渠という切り口から花街に迫り、その妖艶な世界にみなさまをいざないたいと思います。
・・・すなわち、今回の裏テーマは「妖艶」。
わたしが新宿区で一番妖艶だと思っている支流暗渠を歩いたのち、水を湛えた大池や着物の女性を幻視しながら、ぼうっと薄暗いスリバチの底を体感していただこうかと思います。
桃園川「迷路」企画でも、空川「清涼」企画でも、当ブログには書いていない(というかこれから書こうと思っていた)ネタがたくさん盛り込まれていました。
紅葉川「妖艶」企画では・・・、一度ねちねち記事を書いてしまっただけに、どうなるか?いや、たぶん大丈夫。やはり、いつか記事にしようと思っていた隠れネタがあるので、それを記事化せず、ガイド時に使いたいと思います。
おかげさまで8月ぶんは満員御礼となりました。
実は、9月に再放送をと考えています。9月ぶんの企画は、8月1日に東京てくてくさんのサイトでいっぺんに公表されるらしいです。
というわけで、もしご興味を持っていただけるならば、今後東京てくてくさんのwebをチェックしてみてください。どうぞよろしくです!
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