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2013年6月

ガーブ川を辿・・・れたのだろうか

沖縄に行ってきました。・・・出張で。
悲しいことに現地情報を調べる時間が確保できなかったので、沖縄に詳しいHONDAさん(街に詳しいY田G郎みたいだな)に那覇市内のおススメ暗渠をうかがってみたところ、

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とのお答えをいただきました。

おお、なんと泊まるホテルから歩いて行ける距離じゃぁないですか。・・・現地での自由時間は限られています。他の方との約束もあります。でも、ガーブ(我部)川だけは行ってやるでぇ・・・そう思いながら時間はどんどん過ぎて最終日。

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同僚たちと牧志公設市場で食事をすることになりました。
天井が低く、古く、活気があり珍しい食材があちこちにあって、とても好みな雰囲気。

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1階はさまざまな食材売り場。2階で調理してもらって食べられます。1階から2階に上がるときの感じが、なんだかタイや韓国あたりの市場に似ている気がしました。
セミエビ、夜光貝、ヤシガニ、アオブダイなどを、明日から甲殻類アレルギーが始まるんじゃないかというほど食べ、お腹ぱんぱんになりました。

この牧志公設市場、実はガーブ川の上に建っています(厳密にはこの写真の場所ではないけれど)。市場内に開設60周年の新聞記事があり、抜粋するとこの市場は次のような歴史を持っているということでした。

1947年 闇市が自然発生
1948年 那覇市が現第一牧志公設市場の場所に闇市場の露店商人をあつめる
1950年 第一牧志公設市場開設
1958年 市議会で「ガーブ川水上店舗早急退去要請決議」満場一致で可決
1960年 ガーブ川商店街組合結成。氾濫の原因が水上店舗のつっかえがあるからではない由を陳情
1961年 ガーブ川改修工事スタート
1963年 水上店舗改築開始
1964年 改築完成
1965年 ガーブ川工事完成
(その後、第二牧志公設市場ができたり、第一牧志公設市場が不審火で消失したり)
1972年 現在の牧志公設市場が改築、完成

戦後の混乱期に市民の力で生まれたらしい、この市場。
敷地は湿地帯で、大雨のたびにガーブ川が氾濫し衛生的に問題になった・・・そりゃまあ、この場所で川が氾濫したらえらいことでしょうね・・・市場存続問題がおきたり、移転先でもめたり、火事で焼失したり。ガーブ川と牧志公設市場の歩んできた歴史は、なかなか混乱に満ちたもののようでした。

さて。そんな背景を頭に入れつつ、お腹ぱんぱんで正直休みたいと思いつつ、飛行機の時間まで独り行動をさせていただくことにして。暗渠探索モード、オン!上まで行って、一気に下ります。

2時間一本勝負!です。

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沖縄ガイドブックの那覇市内の地図に、ガーブ川をプロットしておいたので、まずはどんどん遡ります。上流端は地図からはわかりにくかったので、途中からは、勘で。

これがさすがに谷頭かな、と思うところまで行ってみます。

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たぶん、ここがどんづまり。
ここで水の浸み出しがあってもいいような場所です。

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振り返って。

さあ、ガーブ川の川下り、スタート!

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ほどなく雨水溝が出現します。

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ああ、もうすでにきれいな水が流れています。
ぃよっしゃ!

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道は、暗渠らし~く細くなります。

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支流が垂直に流れ込んできて。

湧水が見えます。じわじわと湧くのでしょう。

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その”じわじわ水”で、この足元の水は少しずつ増えているのでしょうか。

右岸に段差が確認できます。

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細い道は続きます。いや~、これは良い!

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大きな道路に出るところ。

しかし、その先、しばし痕跡が消えます。クリーニング屋さんなどもあるけれど、暗渠らしさはあまり感じない道になってしまい・・・その下に開渠があるのだけれど、どうも接点がわからない。

うう、あまり時間がないのに、流路が難しくなって迷ってしまいました。

うろうろ。

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実はこのあたりで、往路も迷っていたのでした(突然ガーブ川が消えたような気がして)。

ともかく低くて気になる方へと下っていくと、大きな段差のあるあやしいところがあり、

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ああああ。道路の下を清水がさらさら流れてる・・・。
この道が暗渠だったのか。

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ああああこっちが本流だったか・・・

※解説しよう。わたしが見ていた地図には、大体こういう感じで開渠が描いてあって、

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この「きりん歯科クリニック」のあたりにわたしは行きたかったわけです(googleさんありがとうございます)。

ガーブ川が「那覇病院通り」を渡るところまでは確認。その先、ちょっと大きな通りを渡ったら上流端が近いのだ、という認識でおりまして。

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ところが、なんということでしょう。
わたしは真っ直ぐ歩いて行ってしまい、多少迷いながらも、青点線部分の暗渠らしい道を見つけ、「よおっしゃ!」とガッツポーズをする。
しかしその下流の緑点線部分が地形的にはどうしてもつながらないので困惑する。
迷った挙句、なんとなく低い方へ行って、そして水色点線部分の路上でやっと過ちに気づいたというわけです。

思えば遠くへきたもんだ・・・
地図が読めない自覚はあったものの、今回は80°くらい間違えていたわけですね。残り時間を考えると、もう本流を遡る時間はありませんでした。1つ前の写真を少しだけ遡って、まだまだ幅の広い本流の開渠を見たときには憮然としましたよ・・・

そんなわけで、1本勝負なのに間違えちゃったわたくし。多少の失意を胸に、残るガーブ川を下りたいと思います。
いや!でもあの支流暗渠もすごい良かったぞ。いやいや。正直くやしい・・・。いやいや・・・。

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本流は右折し、

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S字を描くと、このさきで、

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開渠になります。

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開渠は少ししたらまた道路に潜り、

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歩道+植栽の位置が暗渠で、

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また開渠になります。ここからはしばらく開渠。

あの橋、すごいな・・・

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この橋は現役。

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図書館脇を抜け、両側が公園となる場所。いっきに南国ぽくなります。
水はそんなに汚く感じませんが、生活排水を汚さぬよう気を付けようという看板がありました。生活排水も入るのか・・・。

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公園を抜け、小学校と中学校の敷地の間へとすすみ、しばらく脇を歩けなくなります。

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小学校のあたり、左岸に支流を見かけました。

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すき間を覗くと、澄んだ水が流れていました。
これも遡りたいけど・・・

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時間がないので、最短で戻らなければなりません。
市場エリアへ。

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この市場の間を、

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ガーブ川は悠々流れているのでした。
趣のある橋たち。

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ここらへんになるとなんだか水の色があやしくなってきますが、魚は棲んでるようです。
勝島運河あたりの、こういう色の水の中をボラが泳いでいる光景を思い出しました。

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ふたたび暗渠。
そして衝撃の「ビル蓋」がドーン。

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裏もドーン。

そのビルの1階にはなんと、暗渠沖縄そば屋!

普段のわたしなら絶対に食べますねコレ。しかしさっきのヤシガニがお腹いっぱいすぎたこと、時間がなさすぎることで断念。むきー。

<後日追記>
那覇を再訪することができました(またも、仕事で)。
空港に降り立ち、まず最初に訪れたのはもちろんこの「いなか」。

Inaka

ソーキそばの普通もり、350円也。やすい!
暑かったけれど、外の席が空いていたので、あえて外で、下流の暗渠もときどき振り返りながら、たべました。汗はダーラダラ、でも、のんびり。

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下流側にも同じ建物がありました。双子ビル蓋。

以降は、暗渠の上にずっと建物がならんでいきます。上流から順に、「水上店舗第四街区」、「水上店舗第三街区」、「水上店舗第二街区」、「水上店舗第一街区」。名前も渋いし、すばらしきごっちゃり感。

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この場所の下がガーブ川です。

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建物内を見ると、暗渠のところが一段高くなっています。

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支流が合流したりもし。

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もっとくっきりと蓋がわかるのがこの場所。
ゆるやかにカーブ。

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くっきりと盛り上がったり。

・・・急ぎ足のわたしを横目に、猫がのんびりお昼寝。のどかな水上商店街でした。

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商店街が並んでいるけれど、真ん中のこの位置がガーブ川なのでした。そして久茂地川に注ぎます(この地名を見ると、くもじい!!ってなります)。

この下流も少しだけあるのですが、ここでタイムアップ。ホテルに戻らねばなりません・・・。

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突然夜の写真になりましたが、国際通りもこのようにV字になっていて、谷底を感じるのでした。
ガーブ川下り、ここまで!

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おまけ。

これまたHONDAさんにそそのかされて食べてしまった、夜中の独りステーキ@ジャッキーステーキハウス
むかし、クッキングパパで読んで以来、ずっと来たかった場所でもあります。前日に後輩も独りステーキをしにきたらしいw  夜中にこんなに食べて罪悪感が・・・出るかと思いきや、あっさり食べられてなんともいえない満足感が残りました。夜中ステーキ、たのしいわ~・・・癖になったらどうしましょ。

暗渠さんぽ、最も遠方はバークレー編ですが、これで北海道編と沖縄編も揃いました。
だがしかし。ガーブ川の本流の上流端と、小学校脇の支流の先、暗渠そば屋、そして下流。積み残しが出てしまいました。これらを辿るために、また沖縄に来なくちゃいけない。むぅぅ。でも、心のどこかで、そんな沖縄リベンジもいいじゃない・・・と思っていたりしますw

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Momo Garten ~最強の暗渠カフェ~

久しぶりにちゃんとした「カフェ」記事です。今まで、暗渠カフェカテゴリを使ってさんざん飲み屋さんを紹介していたわけですが・・・w

3月の、ある日。
桃園川をてくてくと歩いていました。

堀越学園のあたりでふと、こんな風景に出会いました。

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・・・なんか作ってる。

この感じは、おそらく古民家カフェ!
なんてこった、桃園川に面している(手前の植込みが桃園川緑道)!むぉ~、た、たのしみだぁ・・・

などと興奮していたら、このカフェが出来上がった情報も飛び込んできました。

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その名は、 Momo Garten。 =桃園。

もう、早く行きたくて行きたくて。たしか、このあたりだったはず~。と、中野五差路~住宅街を通る道からアプローチします。
すると、ひっそりひっそり、わからないくらいにひっそりとこの看板がありました。あったあったあった!とハシャギながら家の玄関に向かう道みたいなところを歩きます。

いざ、入店!

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家にお邪魔するみたいなこのかんじ。わくわく。
玄関もそのまま残されていて・・・

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天気が良かったので、テラスへ直行します。

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テラスには、生い茂る植物に水槽。いきいきキラキラ。
前掲のサイトでは、

ウッドデッキには、現在地中に暗渠(あんきょ)となっている桃園川をイメージ、古い石の流し台を利用した水槽をいくつか配置し、金魚やメダカ、水生植物が生息するミニ・ビオトープになっていて、この環境を活かした演奏会や講演会、ワークショップなども検討している。

と説明されています。
このテラスは桃園川をイメージしているのか・・・!!

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元からあった木を、大事にしている様子。
オリーブ、バジル、セリなど、食べられる植物が多いのもたいへん好み。

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外灯もぬかりなくシャレオツです。
ひとつ、ひとつ、すべてのものがシャレオツです。

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さて、まずは縁側気分でビールを飲むとしましょう。

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モモガルテンで、ヒューガルデン。

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チーズ盛り合わせ。

5月なのに既に暑かったですが、暑い日はテラス席にはパラソルが出されるみたいです(我々にはギリギリ出されず)。
ビール飲んで、ひといきついて。・・・あちぃ。お客さんがまだ少なめだったので、席を移動させてもらって、ごはんは中で食べることにしました。

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ランチはカレー1種、パスタ2種から選べました。
きのこのパスタ、サラダつき。
なんだか誰かのおうちでいただいているような感覚。

開放的なキッチンの前に、自家製ピクルスの瓶や手製らしき菓子が、これまたシャレオツに並びます。ワイン飲むにも良さそう。

食事のメニューには”4~5月”と書かれていたので、今後メニューは変わっていくのでしょう。期待!

内装も素晴らしかったのでした。

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こんなふうに大胆にお花が活けてあったり、トイレのごみ箱まで素敵だったり。
古民家時代の部品が適度に残されつつの調和。見ているだけで時間が過ぎてゆきます。

再び、前掲のサイトによれば、

中西さん(ここをつくった方)は「ぼろぼろの土壁、隙間のあいた板壁、さびた鉄、はげたペンキなど建物の良さをそのまま生かしながら、家具類も昭和を感じさせるものをそろえた。これからも断続的に改築を続けるので、永遠に完成しない」と話す。

いまも十分すてきな空間ですが、メニューのみならず内装もどんどん変化し続けるみたい。

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窓の近くの席から、テラス越しに桃園川を見るもヨシ。

テラスでは野菜が売られていたので、カブを買いました。

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もとはこういう二軒長屋だったそうです。
この脇の桃園川緑道を何度通ったかわからない・・・のに、この長屋のことは記憶にありませんでした。偶然撮っていたりはしないか、あとで以前の写真を掘り起こしてみようと思います。

・・・で、このカフェ、

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なんと桃園川から入れるのです。

これ、ものすごくうれしいこと。
待ち合わせにも、「桃園川下って来たら左岸にあるよ」だけで通じちゃうわけです。
この日待ち合わせたU氏も、桃園川を下ってこの入り口から入ってきてました。良いな!(逆に、自分が入ってきた大久保通り側の入り口はたいへんわかりづらいですw)

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散歩の途中に、ふらりと入るもヨシ。

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ココにあります。Momo Garten、大好きな場所になりました。
今現在、自分にとっては最強の暗渠カフェです。

暗渠さんぽついでのカフェ、カフェのついでの暗渠さんぽ。
これでまたひとつ、桃園川さんぽの楽しみが増えました。
 

※タイトルをダサめにすることによって、Momo Gartenのシャレオツ感を倍増させる作戦。

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空川暗渠てくてく企画のお知らせ、など

お知らせシリーズです。
先日、東京てくてくさんで桃園川ツアーのガイドをさせていただきました。ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

第2回目は、空川です。本日はそのお知らせ。
つらつらと、桃園川の続編、なども考えてはいたのですが。きっと少し暑くなってくる時期だろうから、湧水が見られたらいいな、と思ったのです。わたしは真夏に湧水を見に行きたくなることが多いのですが、真夏の暗渠ツアーなんて無謀だし。湧水といったら秋だろうけど、その頃に行ったら蚊がすごいことになるし(夏以降の暗渠さんぽは蚊との戦いです)。などなど考えて、空川にしました。

空川。
というと、思い浮かべる暗渠者といったら、本で担当された庵魚堂さん、縁の深いHONDAさんやlotus62さん、おたっきー。
・・・わたしを思い浮かべる人は、少ないでしょう。一応、本ブログでも空川の記事は初期に何度か書いています。でも、ごくごく、かる~~いもの。
わたしがガイド出来るかもと思う暗渠って、近くに住んでいたり、流域に勤めていたことがあったり、必ず何かしら縁のあるものです。じゃないと気持ちが込めにくいから。・・・空川は、実はわたしとは2方向から縁のあったものでした。縁のあった当時はあまり深く掘り下げないままでしたが、近くの道はよく歩きました。中でも、とても好きな場所が1つあって、よくそこに寄っていました。けれど、そういうふうに関わっていなくても、この1本の短くて地味な小川は、とても魅力があると思います。
渋谷から歩いて行けるような場所の、駅からすぐのところに湧く清冽な水たち。
その水を巡る、その地の多少の歴史。
今なお残る断片を、ちょっとずつ繋ぎ合わせて・・・
名前が謎に包まれていることも、参考資料が少ないことも、わたしにとっては魅力のひとつです。

そんなこんなで、6月30日(日)、ちょっと早めの9:30~12:00。
空川を、水源から河口まで歩くツアーを企画しました。「湧水」がこの企画のポイントですが、隠れテーマは「清涼」です。ムシムシした気候に、あるいは、初夏の暑さに負けることなく、湧水を見て清涼な気分になりましょう!

★暗渠って、ほとんど知らない。でも興味がある。という人のために、
  暗渠の持つ特徴や、見つけ方の解説をしながら歩きます。
 

★暗渠は少し知ってるけど1本を通しで辿ったことはない。という人のために、
  水源から河口まで通して歩けるプランにしました。
  流れる水の気持ちになって、ゆるゆると下ることができるでしょう。

★梅雨の時期で、ちょっと心配。という人のために、
  雨ふりでも大丈夫なように、資料などを前回と少し変えます。
  でも、水の気持ちになるとしたら、雨ふりのさんぽも悪くないかもしれません。

★開渠の方が好き、という人のために、
  今回は水面を見る機会もあります。それから、湧水に関する情報もお届けします。

★近所にお住まいの、暗渠のことを知らない方も是非どうぞ。
  きっと新しい世界が見えてくるはずです。
 
 

★解散後、大橋ジャンクションの、目黒天空公園にも寄れる位置です。

東京てくてくさんの告知ページはコチラ
まだまだ空きがあるようなので、周囲の方(上記に該当するようなお知り合い、もしいらしたら。)にも広めて下さると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

                        ***

お知らせその2。
横丁・小径学会さんの寄稿・報文スペースに、簡単な暗渠の記事を掲載していただきました。
といっても、本ブログで以前書いた、浜町川のリライトです。いつも徒然書いていますが、文体を変えてもう少し読みやすいように修正してみました。ちょうど何記事か、まとめてみたかったものがあったので、このような機会を与えて下さったことに感謝します。

横丁・小径学会さんのページはコチラ
横丁や小径、ガード下、建築ファンのみなさまが、暗渠も悪くないかも、とか、ちょっと暇なときに歩いてみたいかも、な~んてチラッとでも思ってくださると幸いです。きっと、大なり小なり共通点があるはずなので・・・。
横丁・小径学会の小林さんとは3月に飲み会の席でご一緒したのですが、実は遊歩に参加したことはまだありません。なんだかたのしそうなので、いつか混ぜていただきたいなぁ、と思っています・・・。横丁、小径、ガード下、すべて好物なので(しょっちゅうフラフラ行っている)、そこを建築の方と一緒に歩くというのは、得るものが多そうです。

                         ***

もう6月。じめじめとした季節がやってきました。
それがどこか憂鬱でもあって、「清涼」なんてキーワードを挙げたのかもしれません。
でも、じめじめはもともと暗渠につきものであるし、カエルや水辺の生き物たちがイキイキする時期だし、かえる祭りだし下水道月間だし。よくよく考えてみると、6月もそんなに悪くもないかもしれません。

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