新年のごあいさつ
2012年も暗渠さんぽをお読みいただき、ありがとうございました。
いまや暗渠さんぽは、自分の暮らしの大切な一部です。おもしろい、たのしい、という感じが伝わっていくときが多いのかもしれませんが、暗渠を歩くときは常にワクワクしているというわけでもなくて、
かつて苦しい思いをしたことがある場所を、弔うような気持ちで歩くとき。
亡くなった方のことを思い出して立ち止まり、また歩き出すようなとき。
あたらしい風景に出会いながら、こころが鎮まっていくようなとき。
ルーツをさぐりながら、自分の足場をかためるようなとき。
いろんなときがあります。
そうしよう、と思うときもあれば、たまたまそうなるときもあります。
今年は、どんな暗渠と出会うでしょうか。あるいは、暗渠の畔にあるものがたり達と。
2013年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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