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日立中央研究所庭園開放

いろんなネタがたまってきていますが・・・つい最近、日立の湧水を見に行ってきました。ちなみにここは、春の一般公開のときに、リバーサイドさんがレポートされてます。

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春に行かれなかったとき、ここの湧水が夢に出てきたのです。わたしは、大きな池のほとりをぐるぐる歩いて、そして湧水点は四角い透明なボックスみたいなもので守られていて、そこを覗き見てはよろこんでいたのでした。

そんな、文字どおり”夢にまで見た湧水”。その湧水がある、日立中央研究所の入口がここです。国分寺の駅からてくてく歩いて・・・

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わたしが想像していたよりも、ずっとずっと混雑していたので、入口でちょっと面食らいました。こんなに、湧水好きな人って多いのか・・・?と。

門からまもなく崖があり、底を沢が流れていて、橋で越えていきます。崖でジャバジャバと音がしましたが、勢いが良すぎるのでそれにはちょっと懐疑的。

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その先、食べものを売っているブースと芝生の広場みたいなものがありましたが、一目散に水のほうを目指します。

さきほどの沢からくるのでしょうか、きれいなせせらぎが、さっそく見えました。

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その流れは、池の周囲をぐるりとまわっていくように見えます。沿って行くと・・・、あ、石積み。ああ、これは、春にバークレーで見たstrawberry creekにとても似ている!!うつくしい木々と、澄んだ水、澄んだ空気、そして石積み、というのが。
あのとき、バークレーで国分寺を思い浮かべたわたしでしたが、今日は国分寺でバークレーを思い浮かべている・・・やはりどこか、似ているのかもしれない。

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さて、大池が見えてきました。この日配られたプリントによれば、この大池は、構内数か所の湧水を利用して昭和33年に”造られた”とのことでした。
それから、この敷地は、もと別荘地や山林畑、湿地帯などであったところを、譲ってもらったものだそうです。ふだんは関係者しか入れないのでしょうけれど、見事、としか言いようのない自然の残され方です。

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大池の外側をまわる流れが、こんどは石積みじゃなくて土の土手になっています。
そうだよなぁ、土手って、本来は土なんだよなあ、きっと。それだけでも、妙に、なつかしいようなうれしいような気持ちです。

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このあたりまではスムーズに山道を歩けましたが、ここからは人だかり。水門があって、野川に流れていく水路があるようでした。
”大池の水は、構内数カ所の湧き水が流れ込んだものである。その水があふれ、この水路からJR中央線、西武線の下のトンネルで潜り抜け、野川の流れへと続いている”・・・あふれている、という表現がぴったりな、この場所。なんだかうれしくなります。

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自転車乗りっぽい一行があらわれて、「これが野川の源流だ!」とうれしそうに仰ってました。いろんなテイストのひとたちが、皆ここで立ち止まっては写真を撮っています。
水門からも、あふれていますが・・・、上の写真のあふれ方の方が好きだなあ。

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野川へと向かう水路の、脇に少し水が溜まっている場所があって、そこには鯉が遊びに来ていました。足を止めて見ていると、あれ、上からの流れは無いのに、水紋が・・・。良く見てみると、”ふつふつと”湧いているように見えます。

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たぶん湧水点ではないか・・・、ものすごくワクワクします。
野川へとゆく水路も見よう・・・とすると、ここはゴォォォォォ!とものすごい勢い。暗くて、怖い感じでした。このさき、”JR中央線、西武線の下のトンネルで潜り抜け”ているわけなので、線路の下に暗渠があるということ。これ、萌えます。わたしはこの日、野川まで行きませんでしたが、リバーサイドさんは反対側の写真も載せていらっしゃいますb。ありがたや。

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こんどは大池のほとりをゆっくりと歩きます。
まるで、鏡。

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紅葉もうつくしく、大勢の人が集まってくるということがやっとわかってきました。

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また、小さな流れがあらわれて、大池に注いでいました。きれいな、きれいな・・・。

クレソンが自生していたので、少しだけかじってみました。おー、ちゃあんと、クレソンのあじ!

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クレソンの流れは、ここからだくだくと湧いているのでした。ちょっと列ができていたので、並んで待ちます。

すごい勢いで、この石の下から出ています。”ふつふつ”とも、”じわじわ”とも異なるこの湧き方は、TVでしか見たことが無かったものです。うーん、すごい!ここも野川の源流の一つなのですよねぇ。
説明板をみていたら、ここだけでも、豊水期500L/分、渇水期200L/分ということでした。いまでも感動の量ですが、もっとも~っと水量の多い時期もあるということでしょうか。

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すぐとなりの崖からも、浸み出しがあるようでした。
木々に隠れて見えませんが、足元は小さな沼のようになっていました。

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少し歩くと、ミニ谷頭みたいな場所があって、ちいさな池がありました。ここでもおそらく湧いていて、大池に注いでいく出口もありました。

ひとつ前の崖も、ここも、立ち止まって見ている人はありませんでしたが、前述の湧水点も含めると、さまざまな湧き方を観察できる庭園!!ってことになると思います。

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ふたたび、大池へ。ほんとうに広くて・・・この大きさの池で、この透明度っていうことが、あり得るのですね。
語彙のなさが情けなくなってくるほど、”すごい、すごい”を連発の景色です。

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はぁぁ・・・満足。さいご、帰りながら、竹林と大池を。
和のものが好きなので、竹林・紅葉・池・鯉、のとり合わせにも満足しました。

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最初にスルーした、広場や屋台の場所へ。

時間が遅かったからか、食べもの屋さんの商品はほとんど売り切れていました。それから、直売の野菜もあったようですが、それもすっからかん。
ここから池は見えないけれど、コザに寝そべってゆっくりしているのも、良さそうでした。そうか~、ここ、紅葉狩り、とか、ピクニックという訪問の仕方もあるわけなのですね。これは良い!!

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すっかり、リピートしたくなっています。つぎの春にでも・・・。

帰りみち、噴水がある位置と、

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来る時に聞こえたジャバジャバの位置がとても近いことに気づきました。写真、右側でぼやっとしているのがジャバジャバ出ているところですが、これは湧水というよりは、噴水の排水では?と思ったりしてます。排水といっても、きっと湧水を引いた噴水で、きれいなものだろうと思いますが。
だけど、庭園をみてみて、このくらいの水量が湧くというのもありうる、という気にもなってますが。

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さ・・・、日立ではなにも食べられなかったので、だんごの輪島でみたらしや3色だんごを買い、それから南口へいき、すた丼でお昼ご飯です。
最近は中央線沿いのあちこちですた丼を見かけますが、軽く5年以上はすた丼を食べていない気がします。久しぶりのすた丼。やはり味はおいしいものの、結構胃にきましたw

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おなかいっぱいでお店から出てみると、なんと気になっていた殿ヶ谷戸庭園は、すた丼のすぐ隣のブロックでした。

ここへ行ったり、東経大や姿見の池など、国分寺の湧水と水路を堪能したり・・・したかったのですが、この後の時間帯は、お仕事をすることになってしまいました。うぅん勿体ない。けど、かならずやまた来ると思います。待ってろよう、国分寺の湧水たち!

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コメント

日立、行ってきたんですね。庵魚堂さんに「是非、秋も」とお勧め頂いていたのに行けずじまいでした。

namaさんだったら、屋台で・・・と思ったのですが、今回は違ったのですねwww
国分寺、私もまだまだ行ってみたい場所がいっぱいあります。(殿ヶ谷庭園や東経大もまだですし…)

>そうか~、ここ、紅葉狩り、とか、ピクニックという訪問の仕方も・・・
たぶん殆どの方がそうだと思いますが・・・www
(むしろ湧水を追いかけるほうが少数派ではないかと)

投稿: リバーサイド | 2010年11月22日 (月) 20時54分

ただひたすら、いいな、いいなあ。
そしてコメント欄が妙な盛り上がり方したstrawberry creek再登場も嬉しいです。
お鷹の道や真姿の池湧水群へも近いうちにどうぞ。
しかし、すた丼とは…、あいかわらずガッツリですね。

投稿: えいはち | 2010年11月23日 (火) 13時59分

>リバーサイドさん

はい、行ってきました~。けれど、リバーサイドさんのコメント欄で庵魚堂さんが仰っていた、秋のすごいもの、とはどれのことだったのでしょう・・・すごいものは多かったのですが、わからずじまいでした(涙)。

屋台はですね・・・じつは素通りしたときも横目で見ていたんですが、も~~売り切ればかりでしたよ。昼過ぎに行ったらダメなんですね。。
そう、湧水が主じゃない人が多そうでしたww

>えいはちさん

いいですよねえ。立川とかの有名公園よりもうちから近いし、駅からも近いし、無料だし、と、湧水抜きでも良いところでした。
strawberry creekのときは音楽ネタでしたね~~ww 最近、アメリカの記録をまとめる機会があったせいもあるのか、あの石積みを見て即座に思い出してました。

すた丼はたしかにがっつりですが、むかしよりも胃にダメージがくるようになりました。ってか、二郎系を食べられるえいはちさんもじゅうぶんガッツリできてると思うんですけど・・・www

投稿: nama | 2010年11月24日 (水) 17時43分

こんにちは~。imakenです。
をを~行きましたかーー。
私まだ行ったことないんですよー。この日はリバーサイドさんから教えていただいていたのですが、用事があり行けず・・(涙)

ということで、実は前日にこの界隈の国分寺分水の取材に行き、日立前も歩きました。(笑)
いまレポート書き中ですー。

う~ん 何故かいつも日立開放日は日が悪いです。

投稿: imakenpress | 2010年11月24日 (水) 19時08分

しまった!
開放日だったのですね!
つい先日「日立中央研はいつなのかなあ」とおもっていたところでした。
いつか、行ってみたいです。
namaさんの写真で堪能させていただきました。ありがとうございます!

投稿: orangepeel | 2010年11月25日 (木) 07時18分

>imakenpressさん

こんにちは。それは残念でしたねぇ・・・。そして前日に行かれてましたかww 国分寺分水、というのもあるのですか、あそこらへんに。レポ、拝見しにいきます!

>orangepeelさん

しまった過ぎていた!っていうの、わたしもほかの事で何個かありました・・・。こういった開放モノ、1日とかじゃなくってせめて1週間、とか、やってくれないかなあとか、わがままなことを思ってしまいます。

次回は4月。おふたりとも、こんどは行かれると良いですね~~。

投稿: nama | 2010年11月25日 (木) 17時50分

同じく、しまった!!です。すっかり失念してました。春よりも秋の方が圧倒的に湧水量が多いので、いちど秋に行ってみたいのですが、ついつい忘れてしまいますね。。。。

投稿: HONDA | 2010年11月25日 (木) 23時59分

>HONDAさん

おおっと、お忘れでしたかw
恥ずかしながら、豊水期・渇水期をよくわかっておりませんで、ぐぐった程度の情報でなんとなくもう少し前が豊水期なのかなあ、とか思っていました。そうですか、今回はすごく湧いている状態だったのですか。
・・・となると、春と見比べることで、いろいろ面白くなりそうですが、最初に秋を見てしまったわたしって。。見るとしたら逆の順序の方が感動しそうですよね。

投稿: nama | 2010年11月26日 (金) 13時31分

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