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東京ラムネ工場 中野編

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三ノ輪ラムネで辛酸をなめたわたくし、都内のラムネ工場を調べてみたらば、もっとも近くのものは中野区にありました。今回はそこへ行ってぜひともラムネを飲んでやりたいと思います。

じつはその工場は少し前に、新井付近を探検に行ったときに見つけていました。その探検、あまりに収穫が少なかったのでお蔵入りしていたのですが、あわせて記事にしちゃいたいと思います。新井薬師近辺をうろついて、以前気になったエトナでランチをしよう、と移動すると、こんな暗渠ちっくな道がありました。妙正寺川支流でもあったのでしょうか?

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で、ゴハン。前回はエトナが営業時間外、今回は貸し切りにつき入れず。なんて縁のない店なんだろう!おいしそうなんだけどなあ。

かわりにもう少し北上したところにある、ロイスダールでランチ。これが、大あたりでした! ワンプレートに、トマトのパスタ、オムレツ、ポテトサラダ、グラタン、ローストビーフサラダ、が、ちょびっとずつ乗って、スープがついて、850円くらいなんです!!コーヒーもついたっけ?ちょっと昔のことなんで忘れました;;ともかく女子ウケ最高の一皿ですね。「あさりのパスタとハンバーグ」という、もっとどっしり系もありました。めちゃくちゃ迷いました。

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良いランチに満足して、妙正寺川にむかいます。よく、トンネルなどで落書きを見かけはしますが・・・、この落書き、いったいどうやってしたんだろう??すっごいアクロバティックな体勢で、プルプルしながら書いたんでしょうか。

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”ちょっとまえのあらい”という、新井地区の昭和初期~30年代のことが書かれた冊子によると、新井薬師の北側(この写真のところ)は崖で、その崖下~妙正寺川のあたりに、湧水池、プール、釣堀、などが点在していました。

それらから妙正寺川につながる暗渠が無いものか?

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湧水池というのはこれ、北野神社脇のひょうたん池のことです。これは以前ものっけてますね。滝があって、滝の下あたりからこんこんと水が湧いていたとのこと。

いまは湧水ではないですが、お魚が釣れるようで、いつも釣りの人がのんびりしています。昭和初期は木が多く、気味の悪いところだったそうです。”泥深くて、はまったら上がってこれない”という記述もあったので、きっと近寄る人がいないような時代もあったのですね。

残念ながらこの池から暗渠らしいものは伸びてはいず・・・、

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つぎに、ひょうたん池の裏手に回ります。どうやらここらへんに、昔は「薬師公園プール」があったらしいのですが、家、家、家。プールの名残もなく、暗渠もみつけられず・・・

ちなみに、地下水を汲み上げたプールで、水がとても冷たかったのだそうです。

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かつてのプールの名残はありませんでしたが、いま新井小学校のプールはあります(透明な壁のむこう)・・・ここもまた、妙正寺川には近いです。小学校自体が、川のお隣。

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そしてここは新井小学校のプールの道を、妙正寺川方向にきたところ。ここらへんに釣堀があったようなんですが・・・もはやただの街並み。暗渠感のない写真ばかりでなんのブログなんだかわかんなくなってきちゃいますね。。

中野区ってたま~に暗渠アンキョしたすばらしい道はありますが、コンクリ蓋の遭遇率はかなり低い気がします・・・・

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と、このように、崖から、かつての湧水点や水関係の施設あり、のエリアを川方向に歩いてきたのですが、それらの水が流れてきた跡はぜんっぜんわかりません!
妙正寺川には穴がありましたが、ここからも遡れるような暗渠はありませんでした。

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名残惜しくてもうちょっと、ウロウロ。あ、銭湯がありました。・・・いや、銭湯だった場所、ですね。

かなしいことに、廃業された銭湯さんが、いままさに解体されようとしているのです。

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栄湯、と読めます。ここのワンブロック向こうは妙正寺川です。

ぐるぐるまきの包帯のような・・・、いたいたしい感じがします。

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で、ここまでがお蔵入りしていた写真たちでしたが、再訪すると銭湯のあった場所がこんなことになってました・・・。うーん・・・。

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さ。気を取り直して。今回の主目的である、中野のラムネ工場の製品は、その銭湯跡地の向かいにある食料品店さんであっさり見つかりました。

じゃーん。待望の地飲料。ラムネ屋さんのサイダー!これ、とっても飲みやすくっておいしいです!!

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このサイダーの製造元、東京飲料合資会社さんの前にて。”東京中野発”ってさりげなく書いてあるのがうれしいですねぇ~~。

あれれ・・・、webみて知りましたが、ここ、マーブルビー玉入りラムネとか、すごくすてきなものを作ってらっしゃいますね!それも飲んでみたい~。

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そして東京飲料さんの前に立つと、むこうに妙正寺川が見えるのでした。ここは川の真隣ではありませんが、川近く、といってよいと思います。

・・・あれれ、そういえば、わたしは「ラムネを飲んでやる」と言っていたのに、これはサイダーでは?あれれ。

 

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ま、いっか・・・。
”バッケガ原”を通って帰ります。バッケガ原は上高田5丁目の妙正寺川付近、という記載だけなので、写真の位置が確実かどうかはわかりませんが、とにかくここはすごい景色です。

バッケガ原には堰があって、10mほどの滝があったのだそうです。由来について唯一見つけた記述は”お化けでも出そうなところ”というような書き方(しかも曖昧)でした。しかしバッケガ原・・・、どうしても崖と関連付けたくなるのです。ここはこの付近でももっともすばらしい崖地帯なので、私的バッケガ原、と、思うことにしちゃいます。

暗渠にはほとんど触れることができませんでしたが、地ラムネ工場の地サイダーを飲んだ!工場は川の近くにあった!ってことで、とりあえず。つぎなる地ラムネを追いかけに行こうと思います。

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コメント

わーっ、ラムネ屋さんいつ来られたのですか?
我が家が目と鼻の先だったのに。

投稿: 六三郎 | 2010年9月15日 (水) 23時43分

ほー、中野にこんなご当地サイダーがあるとは!!

ご当地ものだと、宇田川緑道に看板がある渋谷名物「ハチ公ソース」が好きです(^^ゞ

http://www.hachikosauce.co.jp/

プレゼントで渡すと、結構皆さんに喜ばれます♪

新井の栄湯、廃業してしまったんですね…(悲)
確か中野にもう一軒、栄湯があった気がしたんですが…どこだっけな??

投稿: ima | 2010年9月16日 (木) 02時08分

>六三郎さん

のわーー!すぐお近くだったのですかっ!!この、サイダー飲みながら歩いてるのはいちばん最近の週末ですよ~。ではこの記事の舞台なんてめちゃめちゃご存じのところばかりですよね。いやーびっくりです!w

>imaさん

へぇ~、ハチ公ソース、見た目もかわいいですねぇ。こういうの好きです。けっこう、前から発売されているのですね。宇田川は一部しか歩いていないためか、看板気づきませんでした。
もうひとつの栄湯は、南台1丁目の東端、ほとんど渋谷区なところにあるみたいですね。えいはちさんが行かれていそうな気がしますw

投稿: nama | 2010年9月16日 (木) 14時04分

おひさです!
新井薬師の旦那さんの実家付近にある銭湯も栄湯って名前だよ。涼しくなったし私も散策するぞ~!

投稿: ポコ | 2010年9月16日 (木) 20時42分

「バッケ」は国分寺崖線の「ハケ」なんかと同じく関東以北で、崖線を指す言葉です。この「バッケが原」もたぶんその意味で名付けられているはずで、お化け云々はこじつけかと(笑)。

投稿: HONDA | 2010年9月19日 (日) 00時25分

銭湯どんどんなくなってますよねぇ。
2005年に買った1:8000の都市地図に載ってる銭湯が次々なくなり、
むしろ地図の価値が高まっているこのごろです(笑)

投稿: しかすけ | 2010年9月19日 (日) 21時06分

>ポコさん

おひさ~。いやいやいや、たぶん、この廃業しちゃった栄湯さんが、ポコの旦那の実家ちかくの銭湯だと思う!そして六三郎さんとご近所さんだったりしてね。

>HONDAさん

ありがとうございます!HONDAさんに言っていただけると、かなり安心感があります。バッケガ原、という文字をみただけで、崖って信じ込んでいたところにお化け云々ときたので、ちょっとエーって思っていたのでした。

>しかすけさん

おお、2005年でですか! ・・・それだけなくなっちゃってるんですねえー。最近はさんぽついでの銭湯、なるべく入るようにしてたりします。
それと、しかすけさんの妙正寺川編、楽しみにしていますね~。

投稿: nama | 2010年9月19日 (日) 23時52分

やはり、namaさんの所に集まる皆さんは、反応が早いですね(笑)!!

もう一つの栄湯はそんな場所なんですね。
ちょっと遠いかな~(汗)?

あー、銭湯と言うと、新宿区寄りにある清春湯(きよはるゆ)に行ってみたいですね♪
単純にネーミングだけなんですけれどもね(笑)

黒夢のファンに話したら、行きたがってました(;^_^A

あ、後HONDAさんがご説明している「バッケが原」の通称で通っている様な地名ですと、杉並区立図書館にある「文化財シリーズ37 杉並の通称地名」が面白いですよ♪
まぁ、今だと色々ヤバい通称名もありますが…(ーー;)

中野区もこういった通称名の資料があると嬉しいんですけれどもね~。
(橋名調査とかにも使えそうですし)

投稿: ima | 2010年9月20日 (月) 19時26分

ゴメンナサイ。南台の栄湯、まだ行ってません。
せっかくだから今日行こうかなと思ったら…、火曜定休でした。
あ、清春湯には行ったことありますよ。
記事にはしてませんが、夜の神田川沿い散歩のついでで、かなりイイカンジでした。

ハチ公ソースはリバーサイドさんの記事にも載ってましたよ。
http://pub.ne.jp/sktk4a/?entry_id=2727628

投稿: えいはち | 2010年9月21日 (火) 12時55分

護岸の落書き、ひどいですねえ。
形状からすると、改修した箇所かと思いますが・・・。

>えいはちさん
よく覚えておいてくださいました。有難うございます。

投稿: リバーサイド | 2010年9月21日 (火) 14時50分

>imaさん

清春湯、って、清春っていう名前の人が創始したんでしょうかねw 行きたがってる黒夢ファンがいらっしゃるんですねえ。「杉並の通称地名」。ざらっとしか読んだことありません、ていうか内容が頭に残っていないから、読んでないも同然ですね。きっと「桃園川」という単語が無いと、ちゃんと読まなかったんでしょうね・・・わたし。おすすめしてくだすって、ありがとうございます。今度、ちゃんと読んでみようとおもいます。

>えいはちさん

あれ、意外とお近く?でも行かれてなかったりするのですねw 清春湯、かなりイイカンジとえいはちさんが評するってことは、ほんとによさそうですねえ。
ハチ公ソース、あーそういえば看板を撮られていたかも、と、このコメントいただいて気づきました。。すみません。。

>リバーサイドさん

護岸の落書き、消すにもコストかかりそうな位置ですよねえ。
そして、ハチ公ソースのことも上高田支流の上流端も、忘れていてすみませんでした。いつもちゃんと読ませて頂いているのですが、わたしの記憶力に問題があるのだと思います、、他の方のもちょいちょい忘れちゃうし、目を通した資料だって・・・いやー、ほんとすみませんでした。

投稿: nama | 2010年9月22日 (水) 11時01分

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