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絵図の展示と、スゴ蓋

”スゴ蓋”とか言っちゃうと、なんだかすばらしい機能の付いた家電みたいに思われるかもしれませんが、ようするに珍種の暗渠蓋をみつけてきましたよ、というおはなし。

川崎市市民ミュージアムにて、”絵図でめぐる川崎”という展示をやっている、と教えていただきました。川崎近辺には興味のありそうな場所もあるし、そろそろ会期も終わりに近いので、行ってきました。

Todo1

武蔵小杉からバスに乗ります。バスからはいくつか暗渠っぽい道をみつけることができ、その最後のやつは、降りたバス停のすぐ近く。これは、辿らなければなりませんよ・・・

いきなり、階段で下がります。

Todo2

天気がよすぎるせいか、からっとした雰囲気です。
狭くて曲っていて、と、ひっそり感(=良い要素)の多い暗渠ですが、こんな立札があったりしてけっこう通り道になっているのかもしれません。

Todo3

いったん道路と交差しますが、その先にもあるよう。

こうなってくると、当初の目的をずらしてでも、暗渠を追いたくなってしまう、暗渠好きの性。しかも、遠方の地であればあるほど、逃せないとか思っちゃう気が・・・

Todo4

それまでおとなしくコンクリ蓋をならべていた暗渠さんが、道路をまたいだら、突然おてんばになります。
半渠があって、鉄板蓋があって、

Todo5

そのさきいきなり開渠でした!

水はなかなかきれいです。

芥止めがあるけど、あんまり芥もたまっていないし。Todo6

開渠の周囲にはあざやかな緑が。

Todo7

開渠ときどきフタ、って感じですね。
・・・って、あれ、なんだこの蓋?

Todo8

うう~ん、これは・・・

まさかのリヤカー蓋でした!!!

さながら鉄板蓋のような顔して鎮座してますが。。。

Todo9

その先は、なんだかバス停のベンチみたいな。

こういう素材をホームセンターで買ってきたのでしょう。けど、ベンチにしか見えないので、ベンチ蓋と呼んでやろう。

Todo10

その先はちょっとおとなしくなります。
さきほど流れていたきれいな水は、このちょっと手前で民家から出てきていました。庭に池でもあるのかな・・・?

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開渠からほんの数メートルですが、こっちはもう長いこと水が流れていないようです。かわいらしい植物が、かわいらしい実をつけています。

しかし、ほんの数メートルの間に、よくまあこんなにいろんな顔を持っていますね~~!なかなか贅沢な水路です。

Todo12

その先、開渠の上がごみ捨て場になっていました。
ゴミ捨て蓋・・・。

その先、水路が追いにくくなったので、丁度いいので戻ることにしました。この水路の先にあるのは、久地円筒分水からやってくる水路(つまりは二ヶ領用水?)のようです。

それにしても、まだまだいろんな暗渠蓋がありますね。これだから遠征はやめられません。

Todo13

戻っていくと、最初に暗渠に降りた階段が、U字溝でできていることに気付きました。
天沼二丁目支流(仮)を思い出しました・・・暗渠グッズでのリサイクル階段、あんがい暗渠に潜んでいるのかもしれません。

さて、当初の目的である、”絵図でめぐる川崎”展も、かなり良かったです!江戸時代の絵図だけではなく、現代の地図と航空写真もならべてくれています。解説も丁寧。しかも、”手元でチェックする用”の地図ファイルまで用意してくださって、至れり尽くせり。それらを網羅した冊子も買えます。

今回の範囲内だと、稲田堤や溝の口、梶ヶ谷は友人や弟が住んでいたのでそれぞれ何度か行っていて、少し地理を覚えていたのでじっくり眺めました。とくに梶ヶ谷はすごい谷だったことを思い出し、ちかぢかさんぽにいきたくてウズウズしてます。
それから、今まで縁がなかったけれど、王禅寺というところが谷戸にかこまれた円形の土地で、絵図をみていたらとっても惹かれました(絵図を見てそこに行きたいと思うなんて、初めてかもしれない)。王禅寺も、いきたくてウズウズしてます。
こんなふうに、またも行きたい場所が増えてしまいました。
  
それから、このときに知りましたが町田でも同様の展示(”絵図でみる町田part1”@自由民権資料館)があります。こちらでは絵図のコピーを購入することができます。
どちらも今週末がラストチャンス!興味のある方は、ぜひぜひ。

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コメント

リヤカー蓋に至っては最早「反則」に近いものがw
スカウターぶっ壊れる(<ってこういう時に使う、でイイんですよねw?)。
しかし場所によってほんとにいろんな蓋があるものです。

投稿: lotus62 | 2010年9月 3日 (金) 19時57分

遠方ほど行き逃せない気持ちになるのは僕も同じです!
神奈川県内は水路も商店街も良い雰囲気のものが多い、
とわかってはいてもなかなか行けないでおります。

投稿: しかすけ | 2010年9月 4日 (土) 20時41分

>lotus62さん

どういう経緯でリヤカーが蓋化したのか、知りたいところですよね・・・この感じだと粗大ごみの可能性もありますよね(だって後ろのタイヤとか・・・)。
スカウター・・・なんかこのやり取り、以前そちらでもしませんでした?www スカウターがぶっ壊れるのは、ものっっっっすごい強いときですよ!わたしのイメージでは、カーネル人形蓋とかそういうレベルですかね~

>しかすけさん

逃せない、と歩きまわると、時間は足りなくなっちゃいますよねえ。でも、アドレナリンが出てるせいか、ふしぎと疲れは止まっちゃう気がします。
神奈川の魅力にめざめ始め、なんと先日持ち歩き用の地図の、神奈川版を買ってしまいました。しかすけさんが行かれていた、田名のあれも神奈川ですよね?あれの魅力も大きいです。お教えいただいたことに感謝です。

投稿: nama | 2010年9月 4日 (土) 23時28分

相変わらず活動的に探索してらっしゃいますね(^^ゞ
個人的にも懐かしい場所だったので、嬉しかったです。

ブログを拝見して、確かに等々力緑地に向かう途中は、暗渠好きにとっては、何気に怪しい道が多かったのを思い出しました(笑)

昔は全然気にせず歩いておりましたが…。

話はちょっとずれますが、この神奈川の等々力が、その昔は東京の等々力(谷沢川や渓谷のある場所)と陸続きで同じ土地だったというのが、今の多摩川の雄大な流れを見ていると、信じられない気持ちになります(;^_^A

確か野毛とかもそうで、東京側に上野毛、神奈川側に下野毛が今でも存在するみたいです。

等々力渓谷は今夏に行ったので、小杉側も久々に歩いてみたくなりました。


桃園川の情報の件、引き続き宜しくお願い致します!
そうなんですよねー、この川に関しては、どこまでをコンプというのか難しい所なんですよね(爆)


うーん、他の川もボチボチ広げていこうかな~?
もちろん現場の川には、たまに行ってるんですけれどもね(^_^;)

namaさんを始め、他の方々のブログも参考にさせて頂きます♪

ではでは、また~!!

投稿: ima | 2010年9月 6日 (月) 02時00分

これ、リヤカーなんですか?
車輪とか付いてるんですかね。
ちょっとどういう状況かつかめません。
うーん、こういうのは行って自分の目で確かめるしかないのかな…。

ということで、土曜日に行ってきてしまいました。
“絵図展”見学の後、近くを探してみたのですが、見つからなかったです。
これ、どこなのでしょうか。

しかし、別なコンクリート蓋暗渠がいくつも見つかり、たどることができたのはよいのですが、延々とたどったあげく、二子新地駅まで歩くことになってしまいました。
汗だく。
おまけにデジカメの電池が切れ、1枚も写真に残せず。
愚か者の一日となってしまいました(泣笑)。

投稿: 猫またぎ | 2010年9月 6日 (月) 12時08分

>imaさん

おお、ここらへん、懐かしの場所でしたか!等々力緑地とその周辺、以前から行きたいところリストには入ってたのですが、こういうふうに期限が迫らないとなかなか行かれなかったり。
多摩川周辺の、以前は同じ地区だった場所たち・・・実はわたし、ほとんど訪問したことが無いのです。等々力どうしも、いまの雰囲気がどのように似てるか・違うか、観察できたら面白いのかもしれません。とっても興味がありますが、いつ実行できるのやら・・・
等々力渓谷、行かれたんですね!夏に渓谷、ちょっと良さそうです。

>猫またぎさん

いや、車輪はなかった気がします(確認はしてません;;)。けど、手で押すところがついてるので、手押し車的なものかと思ってました。・・・風呂釜支流命名の時もそうでしたが、わたしの用語の定義はちょっと間違えてるかも知れませんw
あれー、でもよく見たら、簡易ベッドみたいにも見えます。。なんなんだろう。うーん、もう一度行った方がよさそうです。ちょうど、等々力フィッシングセンターやまんが寺にも行きたいと思っていたのでいつかまた見てきます。
今回、地図をのっけなくてすみませんでした。アウェイだとちょっとゆるくなってしまいます。。この水路は、”川崎市市民ミュージアム前”バス停(往路)から降り、50mほど戻ったところからスタートしているものです。yahooの地図でも、U字溝階段だけ見えています。ぜんぶで150mもない、短いものです。。。
ふっ、二子新地・・・!?地図で確認してその遠さにびっくりしました。すごすぎます。。。デジカメまでも、、、ほんとに泣きますね~、それ。やっぱり猫またぎさんのエネルギーはすごいなあ、と思いつつ、、、いやぁ、なんか申し訳ないことをしてしまいました。

投稿: nama | 2010年9月 6日 (月) 14時39分

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