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まつもと城下町湧水群 ②かえるまつりと市内の水路たち

なんだか暇がなく、少し日があいてしまいましたが、水が湧いて湧いて仕方のない街、松本のレポートの続きといきましょう。

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ちょいと時間を巻き戻して、行きのあずさの車内で食べた、お弁当からのスタートです。

こんなもの売ってたら・・・、引力に負けちゃいますよねぇ・・・。201系中央線ラブなわたし。卒業記念弁当だけど、201系に卒業してほしくないしサヨナラとか言いたくない・・・!!という、揺れる乙女心で食べました。
一応記録として載せておきたいので、載せますw

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さて今回は松本市内の水路たちをご紹介します。前回のたくさんの湧水口たちから湧く、たくさんの水で松本市内は潤されています。

まず、ここ。松本城のお濠のひとつ、総堀。総堀の水源も湧水のようで、”北門大井戸”からじょぼじょぼと流れ込んでいました。所謂お城のお濠って、緑色で淀んでいて、というイメージですが、松本城のお濠はそんなわけですばらしい透明度でキレイです。そして、総掘はいったん途切れますが、水は南へと流れています。その流れは少しの間暗渠となり、しかも深い位置のようで拝むことができませんが、

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ホテル花月の敷地内で突如すがたをあらわします。

ホテル入口脇の階段を下ると、水路があります。その水路のはじまりは、さきほどの総掘からの流れが、ポンプで押し上げられているようでした。

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ポンプのすぐ下から、このように整備された開渠で、ホテルの男湯の前を通ります。

流れはきれいで、少しだけ魚のにおいがします。よくみると、魚もいるようです。(くわしくは、また次回。)

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少しの開渠の後、流れは暗渠になって”外濠小路”の下をゆきます。

暗渠ではありますが、ところどころに流れが見えるような半渠蓋があって、歩くひとに水路のことを忘れさせまいとしているかのよう(むしろ積極的に暗渠を意識させる、稀有なつくりともいえるのではないでしょうか)。きれいな流れだからこそ、ですね。わたしもついつい立ち止まって水面を見てしまいます。

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外濠小路のつぎは、小さな通りを挟んで”縄手横丁”です。小さな飲み屋さんが並ぶ、素敵な場所です。縄手横丁では、水路はこのように半分くらい顔を出しています。

ゆるやかな流れに、水草がゆらゆらとたゆたっています。数年前に来たとき、ここにはもっと魚(たしか鯉)がいた気がしますが、水質はもう少し悪かった気がします。その前の年はもう少しキレイだった気もするし・・・少しずつ変化しているみたいですね。

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そして縄手横丁のさきで、女鳥羽川に注ぎます。

この写真は、合流口のやや下、女鳥羽川のほとり、かつ、ナワテ通りを撮っているものです(ナワテ通りは明治時代に露店でスタートした歴史ある通りで、いまも味があります)。ずいぶん賑わっていますが、、、ここナワテ通りで、”かえるまつり”が行われているんです。このかえるまつりこそが、わたしの訪問の主目的です。以前は、大好きなかえる作家さんが出店していたのですが、今回はいらっしゃいませんでした。

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うーん、何かあったのでしょうか・・・。と、すこし残念&心配に思いつつも、とあるブースでこの本を発見!著者の溝呂木芳さんは、モデルであるかえるに気を使いつつ、クオリティの高い写真を丁寧に撮っていらっしゃる方でした。これは、買い!
なぁんか、どっかで見たことのある方、と思っていましたが、たぶんTVで見た、ってことなのでしょうね。。
似たようなコンセプトの他の本を持っていますが、そっちのかえるは剥製ぽかったので、この本の方が気兼ねなくたのしめます。

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と、たのしみもしたんですが、今回はかえるまつりよりも、市内の水路に時間を割きました。

これは、ただの住宅地の道端です。松本市内の側溝は、大半がこんなふうに、やたらとキレイです。思わず触れたいほどに。飲んでも大丈夫なんじゃないか、ってほどに。

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先述の”葵の井戸”。再掲したのは、このすばらしく彩られた場所の周辺もお見せしたかったからです。

この気合の入りよう、観光地ぽい場所なのかと思いきや、

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こんな、ただの駐車場の脇の細道なのでした。水めぐりマップ等にも載ってはいないのです。

でも、近所の方々がとてもきちんと管理し、愛でている感じがよく伝わってくる、すてきな場所でした。こういう隠れスポットが結構ありそうなんですよねぇ・・・。

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さんざん歩きまわって、ちょっと足が痛くなってきたので、見るからにレトロな甘味処、”塩川”で休憩しました。

クリームあんみつをいただきます。アイスクリームは手づくりの、すごうく懐かしい味(ごくごく小さい頃に味わったような)。バナナやイチゴがうれしい、素朴な味わいのあんみつで、ホッとしました。
食べものから椅子・机まで昔の良さを保持した、なんとも気に入ってしまったお店です。

さて、松本市内の水路写真をちょこっとだけご紹介しましたが、もう1記事だけ水路ネタで続きます。次回は、ひとつの流れを始点から、その信じがたい清らかさとともに、ご紹介したいと思います。

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2 地方の水路」カテゴリの記事

コメント

201系の弁当に反応しちゃいました。こんなの売っているんですね。
中央線の201系も残り1編成。10月までだそうです、
先週、中央線の某駅で電車を待っていたら目の前を中央特快として通過して行きました。(乗りたかったw)

投稿: リバーサイド | 2010年6月28日 (月) 20時45分

>リバーサイドさん

わたしもこのとき初めて知ったんですが、JR新宿駅で売っていました。お弁当の掛け紙、しっかり持ち帰って保存しています。
10月までなのですか・・・ううーーん、さみしくなりますね。もし目の前で停車したら、用がなくても乗ってしまいそうですねww

投稿: nama | 2010年6月29日 (火) 09時38分

「卒業記念」!!ですかーw
で、お味のほうはいかがでしたかw?オマケとか付いていると楽しそうですよね、これ。

投稿: lotus62 | 2010年6月29日 (火) 12時44分

>lotus62さん

ええ、卒業を記念されてしまいましたよ。
お味のほうは、ええっと、濁しておきます; でも、201系のおまけ入ってたら、倍値でだって買ってました!

投稿: nama | 2010年6月29日 (火) 13時49分

松本は4年ほど前出張で行ったきりですが、いつのまにか「まつもと城下町湧水群」なんてものがクローズアップされるようになってたんですね。記事を読んで、そのときに「ナワテ通り」でおやきを食べたこと、思い出しました。そういえばガマ侍やらカエル大明神もあったあ。
それにしても、「水が湧いて湧いて仕方のない街」とは言い得て妙ですね。あちこちでパイプの先から自噴している水、見に行ってみたくなります。

投稿: HONDA | 2010年6月29日 (火) 23時52分

>HONDAさん

松本に出張、良いですね~。きっとそのころもまだここまでは湧水群を売り出していなかったかもしれませんね。いまは①の記事の写真のようにキレイに整備されているものも多く、08年以前も見てみたかった・・・なんて思うのです。(HONDAさん、そのとき井戸の写真とか撮ってませんでした?w)
そうそう、カエル大明神!かえる好きにはたまらない通りです、ナワテ通り。

投稿: nama | 2010年6月30日 (水) 11時06分

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