桃園川支流を歩く その19たかはら支流(仮)は七変化③
桃園川たかはら支流(仮)について、2回に分けて書いてきました。前回は、”ほんの数歩でがらりと違う表情になること、予想もしない素材や塞ぎ方を用いられていること”がたかはら支流(仮)の魅力であると書きました。
今回は、実際の変化っぷりについて、残りの写真を使って追いたいと思います。
では、たかはら支流(仮)の蓋図鑑、はじまりはじまり~。
上流部その1。
開渠(上流部は再掲しちゃいます;)。
上流部その2。
ガタガタ・フタ。
上流部その3。
スッポリ・フタ。
それから上流部では蕗・暗渠(前掲)を経て、この落ち葉・暗渠。
その後中央線を越えます。
そして中流部へ。
地面暗渠とアスファルト暗渠(いずれも前掲)を経て、このエリアへきます。
一番手前の蓋だけ形状が異なるのがお分かりでしょうか。コンクリ蓋・タイプ1(縁つき)からコンクリ蓋・タイプ2(小さめ)へ。両脇の補強物は、コンクリそのまんま塗りと、ブロック塀。
中流部その2。
コンクリ蓋・タイプ3(雨水穴つき)。両脇の補強物はさきほどと一緒。
中流部その3。
コンクリ蓋・タイプ4(正方形)へと変わりました。
両脇の補強物は、ちょっとこぎれいな出っ張りに。
中流部その4。
コンクリ蓋・タイプ2(小さめ)に近いですね。もっと小さくて短冊切りみたいにも見えますけど。
うん、これ、短冊切りタイプと勝手に命名w
両脇の補強物は、ペラペラしたのと、コンクリそのまんま塗り。
中流部その5。
ここだけ、こ、コンクリっていうか・・・でかい石?w
なんか餅みたいだな~。
両脇はペラペラとブロック塀。
中流部その6。
その5の後には工事現場グッズ地帯があります。
この写真も、真下に流路があるので、これも一種のフタといってもいいかもしれないのです。工事現場の足場になってるアレですよね・・・。足場(←正式名称知らず)蓋?
中流部その7。
これは蓋じゃないですけど・・・
橋の遺構、ベニヤ板、ペットボトルのゴミ捨て場が三位一体。
”三位一体車止め”です。
下流部へまいります。
ひとんちの中。あんまりよく見えないけど・・・鉄板暗渠?
下流部その2。
花壇暗渠→鉄板?暗渠→敷石風コンクリ蓋暗渠。の、砂利固め。
下流部その3。
さきほどの続きは、屋根&コンクリ蓋の2重蓋暗渠(前掲)。
そのさき、地面暗渠からの、
きれいなタイル蓋×3種。
(下流部その4)
下流部その5。
タイル蓋と思って踏んでいたら、いつの間にやらフカフカした板になってましたw
フカフカ板暗渠。
下流部その6。
そして開渠へ・・・
板暗渠の名残あり。
下流部その7。
開渠からふたたび暗渠となり、コンクリかアスファルトの蓋の上に、植木鉢がびっしり。植木鉢暗渠。
ここが一連のバラエティに富む地帯の終点です。以降は、アスファルトのみちです。
と、こんな感じでした。七変化どころじゃないわけです。歩けない部分が多いですが、わき道にそれながらも「つぎは、どんな蓋だろな?」と楽しみながら歩ける、良い支流だと思います。
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コメント
ほんとに七変化ですねぇー!すごいところ見つけられましたね!!!
フカフカ板暗渠って可笑しいですw
足場暗渠物件は、私も東松原で見たことがあります。結構メジャーな素材なのかw?
投稿: lotus62 | 2010年4月20日 (火) 16時01分
これだけいろいろあると、壮観です。
辿っててわくわくしてきそうですね。
投稿: HONDA | 2010年4月21日 (水) 01時07分
>lotus62さん
足場暗渠って成立するんですかねぇw。穴があいているし、あの置き方じゃ安定感ないだろうし、あの下にコンクリ蓋があるのかなとちょっと思ってたんですが、、他にもあったとは。
>HONDAさん
ここはとくにいろいろある気がします。ごちゃごちゃなのに、バランス良く。パッチワークみたい・・・おお、パッチワーク支流(仮)とか名付ければよかったです。
(おふたりとも、昨日はどうもでした★)
投稿: nama | 2010年4月21日 (水) 10時08分