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遊び場○番特集 その2(4、25、43、86)

Nisi1 ひさびさにやろうと思います、遊び場○番特集。その1では、4つのうち2つ現存(厳密にいえばそのうち1つも不確定)、という成果でした。

今回は、西荻窪・荻窪近辺の遊び場を探す旅です。

西荻窪駅の北口に降り立つと、行く頻度が低いためか、いつも何かが変わってしまっている気がします。
今回はずっと以前によく行っていた、パチンコ・ニューゴールデンが解体されてしまっています。。

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ほかにも無くなってしまったお店があれこれあるのですが、変わらない店も。

ひごもんず(ここだって昔からあるわけじゃないけど)のラーメンで、腹ごしらえ。ふつうのラーメンとかなり近い値段でマルトクラーメンが食べられたので、マルトクにしました。桂花に近い味で、安定したおいしさです。

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さて、遊び場を探し始めます。
住宅街に入って、ふらふらしていると、「有田焼の店 すずき」というお店がぽつねんとありました。商店街沿いじゃなくって、完全に住宅街の中にありますw 良い味出してるなぁ・・・

ううむ・・・恥ずかしながら知りませんでした。こんな渋いところがあったのか。

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ここらへんが、 遊び場4番 があるはずの場所ですが、ありませんでした。

うろうろしていると公園に出たので お! と思ったけれど、残念、西荻中央公園でした。

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ちなみに、遊び場4番があったらしきブロックの向かいは、わたしがかなり通っていた、おいしいおいしい焼き菓子屋さんがあった処でした。その名を「がちまい家」と言います・・・。この写真の場所に、ありました。

って、リンクでも貼れないかとがちまい家の情報を探していたら、なんといつのまにやら、レシピ本が出ているではないですか!!いまかなり興奮しています!なぜなら、通っていた当時、これは自分では再現できないほどおいしいなあ~、と思って、店主さんにレシピを教えてくれないかと一度聞いたことがあって(もちろんダメもとです)、断られていたので、その願いが数年越しで叶ったことになるのです!!! これは買わなければ。市川実日子が常連だったって書いてあるけど、一度も会ったことないなあ。。
なんでもおいしかったですが、特にサブレとショートブレッドがおいしかったです。

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中央公園の向かいにある、喫茶店「物豆奇」は外装がきれいになっていました。

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遊び場4番がなかったので、すこし悲しいスタートとなりました。

つぎの目的地へと向かいます。途中、井荻公園がありました。恥ずかしながら、ここも来たことがありません。
崖を挟んで上下とも公園になっていて、崖を利用してこういう親水ゾーンや滑り台がつくられています。なかなか魅力的。

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崖下をのぞく。

とくに水は浸み出していませんでしたw

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さて、つぎの目的地は遊び場25番です。遊び場25番は4ブロックにまたがっているような表記だったんですが、、、どこにもありません。
ここらへんにあったはず、な、写真。新しい家がいっぱい建ってました。

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うーん、西荻の遊び場は、なくなっちゃているみたいです。仕方がないので、荻窪へ移動します。善福寺川が作った谷を、下って行きましょう。

ちなみに、遊び場4番跡と、遊び場25番跡、どちらも、川のふんいきはありませんでした。成り立ちについてもうちょっと調べたいところです、、、

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ところが、遊び場25番跡の近くの、この鉄板の下で、ごうごうと大きな水音がしました。
なんだったんだろう?ここは・・・。荻窪中学校の向かいです。

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善福寺川を渡ります。ちょうど、湧水があるという原寺分橋のところだったので、湧水を見ようとしたら、うぬぬ、工事中でした。
というか、”善福寺川の川底を工事”と書いてあって、その川底というのがまさに湧水のあたり。湧水ポイントを更に護ってくれるのでしょうか。。。しかし、湧いてるとこ見られなくって残念。
それから、工事している所の左手に見える護岸に神田川みたいなサイボーグ地点があり、灰色のゴムのれんがダバダバしていました。丁度近くに小学校&中学校があるのでプールの排水かと思いきや、プールは川の反対側のようなので、このサイボーグが何なのか、わからないままです。

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とりあえず青梅街道へ出ます。
この写真の右半分のエリアに、かつて池があったそうです。

その背後は、用水路が走っていました。千川用水から取水して、青梅街道を流れていた用水路。それを取水して井草川へと向かっていく流れです。この池の水も注いでいたのでしょう。

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その、池のあったブロックには、いまは秀の湯という銭湯があります。

ちなみに、秀の湯の向かいにあったなぞのお店がかなりいい味出してました。古めの洋食屋さんっぽいのですが、定食がすべてワンコイン、でいて、表のメニューには無いのに「つぼやきの店」と書いてある謎具合。(常連さんらしき人が出てこられたので、びびって写真撮れませんでした;;)

秀の湯に戻ると、秀の湯自体はじつにふつうの、町の銭湯といった感じです。ところが、

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でーん。

まさかの駐車場持ちww

しかも、11台くらい止まれちゃうんです。この杉並の住宅地で、どんだけの人が、車でこの銭湯にくるのでしょうか。夜も見てみたい気がします。

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少し行くと、勤労福祉会館の裏に、ミニダムがありました。

さらにここには、荻窪の荻が植えてあります。説明板によれば、
荻窪の地名の由来にもなったオギは、善福寺川流域に多く生えていました。しかし、都市化による開発などによって、今では区内でも珍しい植物になってしまいました。
とのこと・・・、ちなみに、
オギとススキの見分け方:ススキの小穂(しょうすい)には、ノギというひも状の突起が付いている/ススキは一か所から何本も茎が生えてくるが、オギは一本ずつ
だそうです。

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脇にはビオトープ的なものが。かえるの卵でしょうか、うねうねありますね。

一瞬、じゅんさいかと思いました(本気

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つぎなる遊び場、43番はここらへんにありました。

手持ちの地図によれば、この駐車場よりむしろ、写真左側の家のあたりがかつて緑地っぽくなっているので、そこが遊び場だったように見えます。

右側に見える車止めは、さきほどの青梅街道から来た用水路の暗渠のものです。遊び場43番は、水路沿いだったのですね。

・・・しかし、いまのところ3連続で遊び場がありません。その1と合わせるなら、遊び場を探し出してからは5連続で、失われた遊び場跡ばかり見せられていることになります。

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つぎなる遊び場86番は、広そうだし地図上でも緑色なので、期待がふくらみます。荻窪の住宅地をてくてく歩いていると、まるで井伏鱒二の頃にタイムスリップしたかのような、広くてふるくて立派な、農家のつくりのお宅がありました。

さらに歩き、、目指す土地を見てみると、、、ヤッター、公園がある!

・・・しかし、そこはもはや遊び場86番では、ありませんでした。新町鳥居先公園、と書かれた、新し目の看板が立っていました。
改名したようです。こういう、より立派に生まれ変わるケースもあるのですね。遊んでいる子どももいっぱいいて、今回のさんぽでは初の生き残りです。・・・遊び場の名残があることを、素直によろこべばいいのかもしれませんが、遊び場を探している身としては、なんだか複雑。

ちなみに、遊び場86番あらため新町鳥居先公園は、情報のうえでは川沿いではありません。しかし、さきほどの用水路のうちひとつの流れの延長線上に位置するので、水路沿いである可能性はまだありそうです←のちのち調べます~

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最後に、荻窪駅前をパシャリ。

鳥もとがあった場所、去年まで大勢の人が、昼酒をたのしんでいた場所。ごちゃごちゃした昭和のにおいのする場所。。今はこんなふうになっています。

遊び場特集、第2弾のレポートでした。ここまで、訪れた遊び場(跡)はこれで8つ。現存2、消失5、生まれ変わり1、という結果です。川との関係は、あり5、あるかもしれない1、なさそう2(うち1は要検討)、でした。

今後も探していこうと思います。

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コメント

あれ、涌水ポイント、工事中でしたか。それは残念でした。
西荻の辺り、最近、せんとくんの親戚が生息しているようなので、そのうち探しに行ってみたいと思っています。(西荻六童子でググってください)

投稿: リバーサイド | 2010年4月 5日 (月) 21時38分

「遊び場探し」というとこがなんともすっごくいいですねー。
なんかどこかファンタジックな香りもしますw
(しかも、残念ですがなかなか現存する遊び場がみつからないところも・・・)
ミニダムは初めて見ましたー!!知り合いにダム萌えがいるのですが、彼はこれを見てどんだけ熱くなるんだろうかと想像してしまいますw

投稿: lotus62 | 2010年4月 6日 (火) 09時18分

>リバーサイドさん

湧水は見たかったので残念でした。せんとくんの親戚とはなんぞや、なみすけブログを見てみました。おーこれ、見ましたよ!しかも3体ははっきり覚えてます。今回のわたしの歩いた道だと、4体見られるはずです。なんだかけっこう、インパクトの強い童子でした!
しかも、この検索により、荻窪中向かいの轟々いってたところは災害備畜倉庫だってことがわかりました。サイボーグ部分とももしかしたら関係あるかもしれませんね。

>lotus62さん

「遊び場探し」言われてみて見直してみたら、わたしはなんだか「ふらふらした」「すさんだ」言葉に見えちゃいました(わたしがすさんでいるのでしょうかw)ww
ミニダムはどうなんでしょう、所謂ダムとはかけ離れたドラム缶なので、ダム萌えの方がどんな反応するか、想像つきにくいのでむしろ興味があります。

投稿: nama | 2010年4月 6日 (火) 15時49分

なかなか現存物件に出会えないもんですねえ。
全踏破できたら、お遍路さん並みのご利益あるかも(8つも多いし)。
ところで、「桂花」が西新宿にも出来ました。

投稿: えいはち | 2010年4月 6日 (火) 16時25分

「がちまい」、沖縄語でくいしんぼうの意ですね・・・
と思ったらリンク見るとやっぱり沖縄出身の方がやっていたんですね。

投稿: HONDA@tokyoriver | 2010年4月 7日 (水) 00時25分

>えいはちさん

もともとの資料の時点で3分の1くらいに減っていて、今回そこから20年経過してさらに3分の1くらいになってる感じですね、現存物件。全踏破して「まとめ」を書くのがとても楽しみです!
桂花、新宿に多いですね~w 西新宿にできたのは、なんかうれしいですね。確認してみます。

>HONDAさん

そういう意味だったんですか!いままで知らずにおりましたw
そうなんです、お店を閉められた後、沖縄に帰られたと聞いていました。
しかし良い言葉ですね~w

投稿: nama | 2010年4月 7日 (水) 09時29分

つかぬことをお聞きしますが、遊び場って昔の遊び場なの?川沿いにあるの?
遊び場の地図もあるの?
前提知識がなくて、ごめんなさい(T_T)

初心者のためのコーナー記事的なものもいつかまとめて~、頑張ってついていくから!

投稿: ポコ | 2010年4月 7日 (水) 09時52分

>ポコさん

ふふ・・・遊び場ってのは杉並区が勝手につけてる名称なので、ピンとこなくっても大丈夫だと思うw

えと、
・昔の遊び場なの? → 公園の簡易版みたいなものに対して、杉並区がつけた名が「遊び場○番」。
・川沿いにあるの? → 川沿いじゃないのも多分あるけど、なんでか川・暗渠沿いの確率が高い。川沿いにある土地は確保しやすいとか他の用途に使いにくいとかだったのかも。
・遊び場の地図はあるの? → 区が出してる資料がちょっとあるくらい。でも、大規模な遊び場は、ふつうの地図にも載ってる。

くわしくは、こちら。
http://kaeru.moe-nifty.com/ankyo/2010/02/post-439c.html

投稿: nama | 2010年4月 7日 (水) 10時40分

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