赤羽☆ワンダーランド その2
その1のつづきです。
赤羽から荒川のほうへ歩きつつ、途中でみつけた面白い暗渠なものたち。
この車止め・・・パイプでしたw かるくて、くるくる回っちゃいそうだし、なにより車が踏みつけて行けちゃえそうな、儚げな車止め。
それから、これきっとそうでしょ!的な違和感のあるスペース。駐車場の一部が、取り残されています・・・。向かいには用水路暗渠を思わせる細道がありましたし。
ふるくて味のある建物が多々あり、銭湯ももう一軒あり、クネリ道に細い道・・・、自然と、田畑と用水路に囲まれていた時代に思いを馳せます。
そしていよいよ川に出ます。
新岩淵水門です。
この水門を見る、ということは、一度荒川知水資料館の前を通過するんですが、まずは川べりでのんびりする方針。
うーん、でかい(あたりまえw)。そしてこの、空の青、川の青、水門の青。
あの水門の向こうは、隅田川のはじまり。隅田川は、桃園川が注いでいる神田川が注ぐところ・・・。
この赤いのは、旧岩淵水門です。
その向こうに中ノ島というちいさな島があり、そこでしばしぼうっとするのです。
ちなみに、これらの位置関係をば・・・
川好きのみなさまにはごく当たり前のことと思いますが、なにしろわたしは、荒川オンチ。自分に向けての説明を書きますwまたyahooさんから勝手取りです、、
そのむかし、荒川があまりに暴れんぼうだったので、放水路をつくって東京を守ることにした。その荒川放水路が現・荒川で、ふるい流路が隅田川。以前の分岐点は中ノ島のところにある旧岩淵水門で、現在機能している新岩淵水門はやや下流にある。これらの川の呼び名や歴史は、もっともっといっぱいありますが割愛。
支流である新河岸川もあり、もうここらへんはどっちを見ても川、川、川。
その川川川なエリアのど真ん中に寝そべり、ワンカップをちびりちびりと飲みます。
川たちが大きすぎるからなのか、中ノ島はとてもしずかで、あたたかくて、どこを見ても青色や緑色で、とても癒されました。
なんだかこの写真、いいちこの広告みたいだな~w
その後、荒川知水資料館に寄りました。ここの、ライブラリで川関係の資料を読みふける予定で時間を取っておいたのですが、、、残念ながら日曜はライブラリは使えないとのこと。うう、残念。だけど資料をたくさんもらってきました。中にはくもじいとくもみ的な資料もあって、何回見ても、なんだかたのしい!
さて、帰りは志茂のほうにクネリ道を歩いていく計画です。
志茂銀座という商店街でお惣菜でも買っていこうと思ったら、やっているお店がほとんどありませんでした。ややショック。
途中、志茂銀座から左に折れた道が、暗渠指数高めでした。
これこれ。
用水路暗渠っぽいです。遡っていきます。
だんだん狭くなり、最後はカクカクっと曲がって車止めで終わります。
このカックンがいちばん好きでした。
そして志茂から帰りました。南北線でここまで北上したのは、たしか初めてです。
実は、大河川は少し怖かったのです。以前隅田川のほとりを歩いていたとき、波打つ水面(おそらくは船のせいで)や底の深そうな黒ずんだ色合いに、落ちたらどうしよう、と、あまり水面を見ることもできませんでした。ところが、今回の川たちはとてもしずかで、浅瀬があったりして、色もきれいで。
そういえば先日、金町に住む友人宅へ遊びに行っていました。そのとき、江戸川や中川がうねりながら流れるすがたを見下ろす景色に、結構感動したことを思い出しました。 これはそのときの写真です。
そのとき持参したお土産、半熟カステラ。かなり美味しかったです、とくにプレーンが。(ハレノヒの凹カステラをつぎは食べたいです。)
折角の絶景だったのに、こういう”食べ”のほうに友人たちは集中していて誰も外を見ませんでした。きっと、川好きさんたちだったら、全員窓にへばりついて、離れないんだろうな。どっちもなんだか笑えますw
暗渠もいいですが、開渠の大河川も、また別な味わいがあって良いかもしれない。そんな、北上&大河川の旅でした。
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