まんまるに魅せられて
「ちょっと天童に見たいものがあるから」という、なんだか怪しい理由を家人に告げ、ちょっくらドライブしてきました@帰省中。「見たいもの」は、以前から心に決めてたものなんですが、積雪が酷い時期は避けたかったので(たんに寒いから)今回なのです。
けれど、少ない空き時間でひとりで行ったことは、後悔することとなりました。羽州街道という路肩の狭い道路で、しかもカーブする陸橋という、駐停車しにくい所からそれはじつによく見えたのです。せめて写真を撮りたかったですが、写真に集中したら激しく事故りそうだったので自重。。ああ、もう!
上からの写真をあきらめ、おとなしく街道を戻り、もっとも近寄れそうなポイントに移動します。
空き地のようなところを、ざくざく歩き、
その横にはこんなに立派な用水路。
農閑期だからか、枯れ気味ですね。山形の用水路、雪解け水でごうごうしているところも、結構あるのですけどね、、
足元は、こんな。
上の写真、わたしが水路上で大股開いて撮っているわけではありません。
途中で5~6枚、立派なコンクリ蓋が渡してあったので、そこに立ちました。
そして水路の向かう先は、こう。
比較的新しい水門がありました。
2つある水門のうちひとつの出口は、こんな感じ。
ここから、田畑を潤しに行くのでしょうか。いまはなんか、溜まってます。
この、水が溜まってるせいなのか、ここらへんには顔面くらいの高さに黒くて小さな虫がいっぱいいて、ちょっと嫌でした。
古ぼけた看板。
「入らないでください」的なことが書いてあるのだと思うんですが、機能してない感じです。。
かと言って、入る勇気はありませんけど。
さて、目標物は、目の前です。
どーん!これが、山形の円筒分水じゃい!!
ノリ的には、「これがほんまもんの仔牛料理じゃい!」by美味しんぼ
あこがれの円筒分水。わたしが魅せられていたのは、あのまんまるだけじゃなくって、まんまるを綺麗につたう、たくさんの水にもだったのですが、残念、水は流れていませんでした。
円筒分水は、KLO@廃墟徒然草さんのところで知り、なんじゃあこりゃぁ!→行きたい行きたい行きたいぞ!、と、なったのでした。そして円筒分水のデータベースとなっているサイトを見たら、山形にもあるじゃありませんか。
念願かなって、見ることができましたが、前述のとおり、上から見下ろせず、構造がいまいちわかりません。これでも、水路のヘリに立ち、両手を上げてかなりふらふらしながら撮ってますw 阿呆なことに、ワンピにブーツという格好で来てしまったので、羽州街道のドライバーさん達から変な目で見られちゃったかもしれません。
ともあれ、まずは見られて満足しました。今度は、春以降に来て、潤ってるところを見てみたいです。
水路を戻ります。気持ちよく真っ直ぐです。
画面左に切れている水門、これに、ビニールが被せてあります。冬場の錆びを防ぐのでしょうか?水門も新しいですし、こうやってメンテナンスしてあるということで、今は枯れた水路でも、きっとこれから使われるのだろうという期待が持てます。
また、報告します!
さて。帰りはむか~しの通学路を通って帰ってきてみました。道路拡張のためか、街並みが変わっちゃっていますが・・・
見てください、この立派なコンクリ蓋暗渠。ここが、わたしの小学校低学年の頃の、通学路でした。以前、わたしの通学路に暗渠があった話をしましたが、ここもだったのか・・・。だんだんと、自分が暗渠に惹かれる背景、その結びつきが見えてくるかのようでした。
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わたしは本務先のほかに、非常勤として2か所で働いています。そのうち一つは神田でして、神田川の近くです(ちなみにもう1つは紅葉川沿い)。古い建物や名所(私好みの)が多く、さんぽにも良いとこなんですが、いかんせん本拠地での仕事が終わった後に行くので、夜だわ店は閉まってるわ・・・通ってる年数の割にあまり散策はしてきていないのでした。
それから、元・交通博物館が解体されていると知り(さきほどの
さて、ここらへんには、まつや(蕎麦)、みますや(大衆酒場)、松栄亭(洋食)、、、趣のあるお店が多く、いったいどこへ行けばいいのか迷いますが、とりあえずコチラ。
ある日の朝食。先輩が頼んだ、サーモンベーグルが凄かったので。写真だとインパクト薄いですが、ベーグルはふつうサイズで、それを取り囲むものたちが釣り合ってませんw
サンディエゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、の3都市に行ってきました。仕事なのでプラプラする時間がびっくりするほど無かったですが・・・収穫を3回に分けてご紹介したいと思います。
「ああ、そうか、茗荷谷も、谷なんだ」と、丸ノ内線でボーっとしていて気付きました。むしろ、今までそれに気づかなかったことのほうがボーっとしています。


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