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田原町駅から浅草駅まで歩く

川跡を探していると、意外と有名な商店街がそれだったりすることがあり、時々驚きます。

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かっぱ橋道具街も、そのひとつ。これは以前、おはぐろどぶ探検に行ったさいの、うれしい発見でした。

料理をすることがとても好きなので、かっぱ橋は私にとって聖地であり、憧れであり、テーマパークであり、ワンダーランド(略。

鍋類を買いたくなったので、先月行ってまいりました。もともと、田原町に降り立っただけで、かなり高揚します。ですが、今回はそれだけではなく川萌えの高揚感もプラス!

Kappa1 なので、鍋類を探し、お菓子用の道具や包装グッズをたのしみ、陶器をながめ、、、の、合間に、横目で支流を探します。
残念ながら川跡サインはほとんどありませんでしたが、このように、水路”っぽい”路地がいくつかありました。

さて、合羽橋は、新堀川に架かっていた橋なわけですが、そこら辺にまつわるお話を。現地にあった説明板によると、合羽橋の由来は2つあるそうです。

①160年ほど前、この一帯は水はけの悪い土地でたびたび出水を起こしていたので、合羽川太郎(本名は合羽屋喜八)が、私財を投じて排水工事を行った。工事は難航したが、むかし川太郎から助けられたことのある隅田川の河童たちが工事を手伝ったおかげで掘割が成功した(→新堀川)、という故事による。
②今の金竜小学校のあたりにあった伊予新谷の城主、加藤家下屋敷に住む侍や足軽が、内職に使った雨合羽を近くの橋で乾かしたことから。

・・・なんでしょう、この①と②の落差w
このさい現実味は置いといて、なんとなく①を採用したくなります。地元の方々もそういうお気持ちなのでしょうか、道具街の中ほどに、川太郎の像がまつってありました。

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・・・って、人間じゃなくなってるしwww

「かっぱ河太郎像」だそうです。お手伝いをしてくれた河童たちを目撃した人は、なぜかそれから運が開け、商売が繁盛した、なんていうエピソードまで追加されています。

もはや、この像は喜八なのか、お手伝いした河童なのか、それとも喜八も河童だったという別話でもあるのか、よくわかんなくなってきますが、まあ、ありがたいのでそういう気持で拝むとしましょう。

そして、かっぱ橋探索を続けます。

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いろいろとお買い得なものがあり、目移りしてしまいます・・・。ちょこまか買い物をし、路地をじろじろと見・・・ていると、老酒のカメが!500円・・・!!(あの、中華系居酒屋さんに置いてあるような、でっかいやつでした。あやうく買いそうになりました。)

それから、食品サンプルのお店もとうぜん見ます。あれはよいものです。
どれも良い出来でワクワクしますが、今回見つけたすごいものは、生の牛肉そっくりの、”牛肉名刺入れ(霜降り!)”!!触っただけで生肉の脂が溶け出してきそうなおぞましさを伴った、ものすっごいリアルな肉名刺入れでした。誰かにプレゼントしたいな・・・w

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うわさの、金竜小学校の手前にある交差点です。道具街はここらへんで尽きるので、引き返します。

この金竜小学校のある区画をカクッと曲がって、新堀川は吉原のほうまで戻っていくのですよね・・・このさきもいつか、行ってみたいものです。

引き返してすぐ、合羽橋珈琲という、行きたかったカフェがあったので、寄ってきました。丁寧に入れられた珈琲と、落ち着いた空間の良カフェ。ここで買い物に疲れた足をばっちり癒します。

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それから、お目当ての鍋。「お鍋の博物館」にて、ルクルーゼをお安く手に入れることができました(ここだけ見ると、どこぞの新妻か、みたいな文章ですね)!
だいたいお鍋の博物館、というネーミングがすごいです。そしてそこの店員さんも、負けず劣らずすごいです。かなり、鍋について熱く語られる方で、そしてその語彙も鍋類への愛情もすばらしく、学芸員と名乗っても、タモリ倶楽部に出しても恥ずかしくないような方でしたww 

ほくほくしながら、帰ります。まだ路地をみることは忘れません。向こうにマンホールが連なっていて、”っぽい”・・・。

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そしてそのまま浅草まで歩いていき、浅草の地下街へと。

いいですねぇ~、地下街!

写メを撮っていたら、前を歩いていたオネエの方(写真前方の、白いいでたちの人)が、こちらをちらちら振り向いて、「白いブーツ♪」と言いながら、かかとをあげたポーズをとってくれました。浅草ってほんと、色んな人が話しかけてくれる街だよな~・・。

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さて、最終目的地はここです、福ちゃん。なぎら健壱も食べてましたね~。

うーん、うまい、うまい。今回はノーマルでしたが、いずれカレー焼きそばも食べてみたいです。

そういえば、喫茶”天国”の、天国焼印つきホットケーキの、雪辱を果たすのを忘れていました。

今回、歩いた道。
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コメント

いいなあ、ルクルーゼ。
料理好き野郎としてはひとつは欲しいモノです。
お鍋の博物館店員さんにも興味津々です。
巷では「なんとかソムリエ」って言い方が流行ってますが、
博物館ならやっぱり「学芸員」ですかね。
カタカナにしたらナベ・キュレーター、
なんか空気循環の装置みたい…あれはサーキュレーターか…。

投稿: えいはち | 2010年1月 8日 (金) 16時22分

お料理好き野郎でしたか!ルクルーゼ、かなりお買い得(しかも最後の1個)で嬉しかったです。肉じゃがやら豚汁やらしか作ってませんが、おいしいです!
ナベキュレーター(うーん、宇宙っぽい単語ですね)の方、もしかすると店長さんなのかもしれません。「なぜ、この鍋はこんなに安くなっているのですか」と聞いただけなのに、その理由→他社製品との比較→今後の扱い方→お勧め料理(ちなみに湯豆腐)→電車の車体の色の話まで、立石に水でした。

投稿: nama | 2010年1月 8日 (金) 16時56分

かっぱ橋も川筋という観点から見るとまた面白いですねえ。
カッパ(あ、人間?)像も、金色っつとこがまたいとおかしw
それとヤキソバのこの照りがたまりません!お腹へってきました。

投稿: lotus62 | 2010年1月 8日 (金) 18時29分

料理好き野郎の生態は拙ブログ「料理」タグでご確認ください。
ei8at12so.seesaa.net/tag/articles/%97%BF%97%9D
電車の車体の色の話?

投稿: えいはち | 2010年1月 9日 (土) 01時43分

いいすっね~私も問屋街探索したいです。一度namaさんに合羽橋に連れてってもらったような気がするなぁ…ね!?
ルクルーゼってやっぱ料理の味が違うんでしょうか?噂にはよくききますが、それで作ったものを食べたことがないから買うに踏み切れず(その前に料理人にならなくちゃだけど)。今度食べさせて~!!

投稿: ポコ | 2010年1月 9日 (土) 11時11分

>lotus62さん

そうなんです、金色っていうのも面白ポイントでした!人間じゃないってとこにかなり持ってかれてしまってましたw
焼きそば、これぞ焼きそばって味でしたよ!!

>えいはちさん

料理タグという手がありましたか。食カテゴリで見に行ってきてました。実は以前も見に行っていて、カレーをかなり作られてるイメージを持っていたんですが、もっと遡ってみると結構なお料理好きさんですね!!圧力鍋羨ましい~。
電車→買った鍋がブルーだったので、「オリエント急行の青なんです・・いいですよね(うっとり)」とかなんとか。オリエント急行ってのはうろ覚えですw

>ポコさん

ポコさんとはいろんな専門店街に行ったよね~。駄菓子屋問屋街、今は跡形もないって知ってた?えらい違う景色になってるよ。
ルクルーゼ使ったら、野菜のやわらかさ(と、所要時間)が違う気がした~。こっち来ることがあったら、食べさすよ~(非ルクルーゼ料理との違いはどうやったらいいんだろ?)。

投稿: nama | 2010年1月12日 (火) 09時35分

肉の名刺入れ・・・・・・・・・・

投稿: セイ | 2010年1月20日 (水) 08時18分

>セイちゃん

まるで生肉を触っているかのようだったよ・・・

投稿: nama | 2010年1月22日 (金) 09時56分

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