われらが甲武鉄道Ⅱ
この記事書いてる本人が、まさかわれらが甲武鉄道にⅡができるなんて、思ってもいませんでした。
すでに終わっちゃったんですが、江戸東京たてもの園で、「甲武鉄道と多摩」という展示があったので見に行ってきたのです。たしか、lotusさんとこのコメント欄からこの情報に至ったはずなんですが、元記事を探せなかったのですみません。ここの特別展は、正直ふだんチェックしていなかったのですが、こんなピンポイントで素敵なのをやってる時があったのですね~、ほか、「玉川上水と分水」なんていう展示もやっていたことがあるんですね・・・暗渠萌え以前の時期なのでそれほど悔しくもないですが、でも、玉川上水はもともと好きなので、見にいけなかったのはちょっと残念。
さあさあさあ。
大好きな、中央線カラーのオレンジにわくわくします!入り口では、改札を模したブースで、駅員コスの方が各駅オリジナルのスタンプ?を押してくださいます!←すっごく嬉しかったのですが、ここらへん専門用語で表現できないあたりが、私の鉄ヲタ度の低さなんでしょうねぇ・・・中央線への愛だけはめちゃくちゃあるんですが!
そして、展示。思いがけず、川関係とのつながりを見つけて、嬉しくなってしまいました。それは、甲武鉄道の成り立ちのところです。・・・すなわち、江戸時代、多摩地域から江戸への物流は人馬によるものが中心だったけれど、その増加に伴って玉川上水の舟運使用の願い出がなされ、やっと叶ったわずか2年後に上水の汚濁を理由に取り消しとなってしまったこと、そしてそこで、あらたな物流の方法としてひとびとは鉄道のことを真剣に考え始めたということ・・・。玉川上水舟運使用のエピソードのみ知っていましたが、それがなんと甲武鉄道につながっていたとは。なんとおもしろい。
ミュージアムショップで、この本を思わず買いました。中央線~街と駅の120年。むかしの写真や、いま残る遺構、古地図、・・・眺めているだけでしあわせです。
各駅のむかし、も載っていて、そういえば私は、中央線の駅は、日野と豊田以外はすべて、大なり小なり思い出があるのでした。だから読んでいてと~~ってもたのしいのでした!!
「中央線銭湯めぐり」「中央線駅弁の旅」なんていうコンテンツもあります。ッ、ツボ突かれますー!
中央線への愛を満たしてくれる、かなりの良書でした。オレンジ満載なのもうれしいです。近年、車体がシルバー主体になってしまいましたが、どうしても全面オレンジが良いなと思ってしまいます・・・。
上京したての頃、千葉東部にある叔母の家に行こうとして、「まずはオレンジ色のに乗るんだよ、黄色のに乗ってはダメだよ!」と、なんともわかりやすい指示をもらったにもかかわらず黄色に乗ってしまいw、指示されたターミナル駅につかないので半泣きになりながら「うぇ~~、黄色に乗っちゃったー。なんでか今アキハバラっていうところに居る~~」と叔母に泣きついたことを思い出します。
なつかしいなぁ・・・。
だから”オレンジ色の”中央線、が私はなつかしいのです。。さて、展示ではタオルやらなんやら、魅力的な中央線記念グッズが置かれ、いろいろと買いたくなってしまいましたが、もうほとんど手に入りにくいそう。出遅れたか・・・。
ところが、国分寺の書店で、こんなグッズ発見!!買いーーー!!えっとこれは、鍵の上にかぶせる鍵カバーです。オレンジ車体のとってもすてきな鍵カバー。家の鍵を開け閉めするたびに、とってもしあわせな気持ちになってます。
追記:あ、たてもの園では、具沢山のおいしい豚汁が安価で食べられました。そのお店、てづくりっぽい品がいろいろあって、ドーナツもおいしかったし・・・再訪の機会があれば、あの出店にもまた行きたいなと思いました。
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コメント
江戸東京たてもの園って特別展もやってるんですか。
「過去の特別展一覧」を見たら、僕が行った一昨年6月は展示の谷間だったようです、残念。
甲武鉄道とは関係ありませんが、たてもの園その他行ったときの記事をTBしておきます。
たてもの園の写真は「写真館」にもタップリ載せてます。
投稿: えいはち | 2009年12月28日 (月) 21時47分
そうそう、私もかつて行ったときには、千と千尋の元ネタだーワーイってな感じで外しか見てなくて、特別展の有無すら知らなかったのですよ。TBありがとうございます、あすこの建物が何度でも綺麗な写真で見れるのはうれしいです!
それと、国分寺の湧水んとこも行ってたんですね~うらやまし!
投稿: nama | 2009年12月28日 (月) 22時55分