小沢川水源から東高円寺まで歩く①
真盛寺のまん前には環七が走っており、その向かいから小沢川暗渠ははじまります。今日は、ここから。もうちょっとだけ歩いて、妙法寺まで行くと、向かいになかなかよいおでん屋さんがあります。おでんダネを売っているお店なのですが、皿に乗っけてもらって軒先で食べることもできます。冬に、ふーふー言って食べるのがとってもしあわせ~。やっぱ大根かな!
のっけから、なかなかゴージャスです。
もう絶対暗渠じゃん、みたいなこのガチャガチャw
階段おりて・・・、なぜか工事の残骸?っぽくなってて、先を見渡すと・・・・うっ・・・ここ、すごくスキな予感がする・・・!
うう。この狭さ。古さ。さびれ。緑。適度なそっぽ向き+ほっとかれ感。でも生活感がなくもない。
やばい・・・絶妙に私のツボな気がする!胸が高鳴ってくる!小沢川、最初の数歩でだいぶ心を奪われてしまいましたよ。
この鉄条網加減もいい。うわー、いいよう。
まだ暗渠に入ってちょっとしか歩いてないのに、もうここは私の癒し(興奮?w)スポット認定です。
大学院時代、割と厳しいゼミに入っていて、傷ついた時に私はよく高円寺の庚申通りのペットショップに行き、猫を見たりリスザルを触ったりして自分を癒していました。ところがそのペットショップは無くなってしまい・・・。暗渠はもしかしたら、そのような”癒し場所”にもなってくれるかも?などと、ふと。
こんな古い石垣に、瓦が積んである。きゅんきゅん。
ちなみにもっと南側の和田帝釈天通りに、まん月というお蕎麦やさんがあります。お蕎麦はおいしいし、それから酒へのコミットが半端ない。数多く、珍しいものまで揃えるタイプの店なんですが、アルコール全般への愛を感じるというか。熱のこもった説明文を読むとお店から日本酒、焼酎への深い愛情を感じ、そして今日は酒抜きよと思っていてもついつい焼き味噌&お酒→蕎麦をたぐってしまう、という雰囲気のお店。ただし立地のためか、夜でもちっさい子どもがワーワー騒いでいたりで、近所の蕎麦やさん的風情も併せ持った変わったお店です。 はっ 別なことで盛り上がってしまった。話を戻そう。
ちょこっとのぞく、空もきれい。
なんだか昭和の香りがします。
なにやらいっぱいあります。
あの、四角い蓋、ポリンキーに見えます。サッポロポテトバーベキューあじ、って最初思ったんだけどやっぱポリンキーかな。ま、どっちも可。以降何度かこれが出てくるたび、(ポリンキーだ・・・うまそう。)と思いながら歩くことになります。
この界隈、わりと歩いていたはずだったのに、小沢くんの素晴らしさ、私は全然わかっていなかった!いろんな気持ちで盛り上がりながら、続編へ続きます。
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コメント
そうそう、この瓦積んだ石垣とか、いいですよね〜。小沢川(の暗渠)は短いけど趣がある場所が多くて、好きです。
投稿: HONDA@tokyoriver | 2009年10月 2日 (金) 23時51分
いいですね!ここ!私も完全にツボ入りますね!!!
このサビ加減、理想的な暗渠です!
私の重点地区wからすこし外れますが、結構近いので今度この地図を参考に行ってみます!!
投稿: lotus62 | 2009年10月 3日 (土) 00時24分
>HONDAさん
ほんとうに。思いのほか良かったです。入り口の工事のようなものが、拡がっていかないといいんですけど。
>lotus62さん
おことば嬉しいです~。理想的な暗渠、私もそんなふうに感じました。ただ、お見せしている最初の地点がもっとも素朴で良くて、以降きれいに舗装されちゃったりしています。でもやはり、お勧めです。
投稿: nama | 2009年10月 3日 (土) 19時51分