軍艦島にニアミスした日
長崎に出張に行ってきました。
長崎といえば、廃墟の聖地、軍艦島です。
いや、出張は、軍艦島とはまったくもって関係の無い学会でなのですが、その合間の時間を工面して、観光しようと目論んでいました。そして、あわよくば軍艦島へ、と・・・一人ででも!と当初は思っていました。
そして事前に、JCOMオンデマンドで、軍艦島オデッセイをしっとりと見、士気を高めました(MONDO21は、クオリティの高い番組が色々あって本当に良いチャンネル!!)。
もともと、私は廃墟萌えはあまり無いのです。
廃墟本や廃墟サイトはわりに楽しんで見るのですが、積極的に行こうと思ったことはほぼ、ありません。なぜなら私は相当なビビリだからです(お化け屋敷や怪談話等には全く触れられません)。
古い建造物・地下ものや洞窟・戦争関係の遺構、は大好きなので、それらとの境界線が、微妙といえば微妙です。しかし「廃墟」は「怖いゾーン」になるようなのです。
それなのに、実際に近寄ろうとするのは、結構凄いことだと思います。軍艦島。新たなエピソードを聞くたびに、その魅力が、稀有さが増し、私の頭の中できらびやかな存在になります。嗚呼見てみたい・・・
ここまで書いておいてなんですが、結局行くことは出来ませんでした。
まず、ガイドブックに軍艦島クルーズ15名以上で要予約、とあったこと。時間が足りなかったこと。そんなこんなで私は「きょう、もっとも軍艦島の近くに居た」と思い、多少の関連グッズを買う事で諦めることにしました。
二十六聖人記念館で、同僚がキリシタン弾圧や踏み絵に興奮しているすきに、長崎のジオラマを見つけ、端島(軍艦島の本名)をパシャリ。(ここには撮影禁止の表示が無かったので・・・)
あとはきっと、空港あたりに何かしらのグッズを売っているだろう・・・素敵なものあってくれよ~、と思いつつ最終日。
一緒に帰る同僚と私は同じ星座で、ふたりともその日の星座占いで最下位。「トラブルに見舞われる」と・・・二人いるということは、二乗されるのでしょうか。案の定、飛行場につくのがフライト15分前という、結構恐ろしいことになりました(自業自得でなんですがw)。そして気づいたら飛行機の中ぁぁ~、これか!今日の最下位はこれか!(=軍艦島グッズが買えなかったこと。)と、枕?を濡らしつつ帰ってきました・・・。
| 固定リンク
「9 その他」カテゴリの記事
- 『水路上観察入門』、書きました(2021.04.21)
- 暗渠さんぽ、2018年から2019年へ(2019.02.23)
- 板橋カレーラーメン紀行(2018.04.20)
- 東京人「夜散歩」号に寄稿しました(2018.02.22)
- 「はじめての暗渠散歩」(2017.11.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント