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高円寺から中野まで歩く①

Momo46 高円寺駅近くの桃園川緑道は、こんな具合にビルやマンションが建っていたりして、なんだか道路然としていて、住宅の隙間を縫う感じも、さんぽみちという感じも、かもし出してくれません。

まあそんな区間もごく僅かなのですが。

この近くに、ラレーヌという洋菓子店があります。ここはロールケーキで雑誌に出ていることがありますが、個人的には胡桃のクッキーがお勧めです。食感・味ともにかなり良いです。さんぽ前に生菓子を買うこともないわけで、そういう意味でもお勧めです。

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んで、中野方向に進みます。例の”支流サイン”があったので右を見ると、

おお、ちょっと意外な感じ。

蓋ではないけれど、つぎはぎだらけの地面もいい味出すものですね。奥のほう、写真ではちゃんと見えていませんが、塀の感じ地面の感じ、とっても昭和臭がします。

なんか好きな感じです、、ふらっと入っていきたくなる。

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中島橋。

神田川水系の本によれば、「中島橋辺りは湿地で、”中のしまじ”と呼ばれていたが、いつしか省略されて」の地名とのことです。ちいさな水の都みたいなものでしょうか。

そして、、いま、以前の馬橋の記述についてあやしくなってきたので補足。神田川テキストによれば、馬橋の由来は「馬でひとまたぎできる幅だった/湿地を軍勢が通ったとき馬の背を橋代わりにした/馬の往来が多かった」等々です。私がうろ覚えていた本は、3つめの説に近いようなのですが、そのため頑丈だというような話になっていた気が・・・そうなると、1つめの説とずいぶん印象が変わってしまいます。私ももっと知識が増えれば、どの説を支持するか考えられそうですが、今は色々想像して楽しむのみ。

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環七に出ます。

環七のこちら側の出口は、なんだかモニュメントがゴージャスですね。桃園川緑道杉並区間では、もっとも力が入っている気がします・・・何故。

ここを、右折して少し上っていくと、「味噌一」というラーメン屋さんがあります。ここの味噌ラーメン(ピリ辛コーンと決めています)、最初に食べたときは感動しましたが、だんだん味が落ちてきている気がします。

逆サイにある、「じゃんけんぽん」というラーメン屋さんは、知名度がかなり低いですが、なかなか良い仕事をします。個人的には味噌ラーメンのコーンの入れ方が大好きです。ただ、入っている日といない日があるっていう・・・!

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はい、ラーメン談義してる場合じゃないですね。写真は早朝なんでした。

環七をわたり、反対側へ。

さんぽの人が、少し増えます。

どーんと「高円寺橋」と書いてある石柱が入り口にあります。ここも、やたらと立派です。むしろ阿佐ヶ谷ガード下の始点その1よりも立派です。なんのため・・・?環七を通る車からも見えるようになんでしょうか・・・???

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で、すぐに左に支流サインあり。

ぬう~、これもちょっと良いなあ!写真もおもわずちょっと大きめで。

苔が雰囲気を良くしてるのかなあ?

なんか、探検、とか、子どもが駆け抜ける、とか、そういったイメージを持ちます。この付近に”高円寺川跡”と表記してあるテキストがあるのですが、この支流は高円寺川とも少し関係あるのでしょうか。あまりに小さいので、これが高円寺川とは思えませんが。

ちなみにここから中野区境あたりまで、支流祭り地帯が続きます。緑道からは見えないものも多いですが、気分的にわくわくしっ放しでいられます。

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